石川「すごく苦しい投球」、5回2失点4四死球

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 ◆楽天4-2ソフトバンク(19日、楽天生命パーク宮城)

 9番打者に浴びた痛恨の一発が、“決定打”となった。同点の5回、石川は炭谷に勝ち越しソロを献上。先頭への初球、高めに浮いた直球を左翼席に運ばれた。直後の6回に味方打線が追いついたこともあり、5回限りで降板。球数は74球ながら、与えた四死球は4。「四球が絡むと失点してしまう。2失点というのは『これ以上は』というふうに思った」と工藤監督にとっても我慢の限界だった。

 「すごく苦しい投球だった。ボールをなかなかコントロールできず、ストレスの多い投球になった」。前回登板は1回持たず10失点(自責3)。今回は5イニングを3安打2失点と試合はつくったが、降板後のコメントにも悔しさがにじんだ。

 絶対に負けられない3位楽天との直接対決。初回を9球で三者凡退に抑える最高のスタートを切ったが、2回に乱れた。先頭からの連続四死球と安打で満塁とし、1死後に辰己に押し出し死球を与えて先制点を許した。4回を三者凡退で片付けて立ち直ったかに見えたところで、5回に勝ち越し被弾。波に乗りきれないままだった。

 五輪期間の中断明け27試合のうち、クオリティースタート(QS=先発で6回以上、自責点3以下)は15試合。千賀とマルティネスが5試合ずつで石川は3試合、東浜は2試合。急失速した後半戦は先発陣の苦闘が続く。「次の登板では自分の投球ができるよう反省し、しっかり調整したい」。今季開幕投手を務めた右腕が次こそチームに勢いをつける。(伊藤瀬里加)

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