男子バレー界の次世代エース オポジット宮浦健人 西田有志不在で現れた新星

西日本スポーツ 末継 智章

 22歳の宮浦健人(ジェイテクト)が、19日まで千葉県内で行われたバレーボールのアジア男子選手権で代表デビューを果たした。攻撃の柱となるオポジット(セッター対角)として7試合通算で76得点し、ベストオポジット賞を受賞。3年後のパリ五輪に向けて上々の滑り出しとなった。

 身長189センチで左利きの宮浦は強烈なサーブとライトからの力強いスパイクが持ち味。デビュー戦となった1次リーグ初戦のカタール戦で「海外勢は身体能力もブロックも高かった」と戸惑いながらも、第1セットから冷静に相手が拾いにくい位置へスパイクをたたき込んだ。1次リーグインド戦でも石川の18得点に次ぐ17得点。9月末での退任を表明した中垣内監督は「ブロックや守備でも積極性が見られてきた」と成長にうなずいた。

 熊本・鎮西高2年時の全日本高校選手権(春高バレー)で準優勝、早大では全日本大学選手権4連覇に貢献するなど世代のトップを走ってきた。東京五輪でオポジットとして活躍した西田有志(ビーボバレンティア)が足首の疲労骨折で今大会を欠場したこともあり、将来性を買われて代表入りした。

 敗れた2次リーグ中国戦後には「トスがあまり良くないときにミスが多かった」と反省。大会を通じて、ブロックの甘さも課題に感じた。準優勝した日本は来年の世界選手権(ロシア)への出場権を獲得。「先を考えず、日々を全力で頑張る」と心掛ける次代のエース候補はまず来月開幕のVリーグで奮闘し、来年の大舞台へとつなげる意気込みだ。(末継智章)

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