西岡香川勢初の養成所チャンプ ボートレーサー修了式

西日本スポーツ

 プロになるための厳しい訓練を受けた、ボートレーサー129期の修了記念競走が22日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で行われ、ナンバーワンを決める「養成所チャンプ決定戦」はリーグ戦勝率1位で1号艇の西岡顕心(20)=香川=がイン逃げを決めて優勝した。香川勢では初となる養成所チャンプとなった。2着は藤原碧生(21)=岡山、3着は藤田俊祐(19)=東京=が入った。九州・山口の郷土勢10人(女子2人)を含む修了生28人(同8人)は、11月から全国各地でデビュー戦を迎える。

ヒーロー

 進入からもつれた。ピット離れが良かった3号艇の青木が2コースを奪取。インの西岡は「2コースは(2号艇の)竹間だと思ったので焦った」とSまでは予想外の展開。それでも「ほぼ全速でいきました」という最速タイのコンマ05のSを決めると、1Mで勝負を決めた。「最高のターンをしようと意識して、体が硬くなった。80点です」と冷静に自己評価した。

 幼少期はモトクロスバイクで腕を鳴らした。16年間の競技歴で国際A級ライセンスを持つほどの実力者。ただボートレーサーへの道を歩むため、ライセンスの取得をひとつの区切りとした。養成所生活では「つらいことはなかった。仲間たちと高め合って充実した1年間だった」と振り返る。純粋にボートが好きという気持ちで訓練を続けてきた。その結果が、リーグ最終戦での逆転勝率1位、チャンプ決定戦1号艇という最高の形となり、栄冠をつかんだ。「うれしいけど、僕だけのチャンプじゃない。いろいろな人の思いが詰まったVです」と感謝の気持ちを忘れない。

 11月のまるがめで、デビュー戦を迎える。目標は「SG優勝もそうだけど、僕を見に、レース場に来てもらえるような魅力的なレーサーになることです」。腰は低く目標は高く、香川勢初の養成所チャンプが夢の第一歩を踏み出す。(古賀正史)

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