J1鳥栖、屈辱の完敗「戦術、戦略以外で後手に回っている部分あった」金明輝監督

西日本スポーツ

 ◆明治安田生命J1第30節 福岡3-0鳥栖(25日、ベスト電器スタジアム)

 試合後の鳥栖の金明輝監督の言葉が全てを物語っていた。「現実を受け止めてわれわれの力が足りなかった。戦術、戦略の以外で後手に回っている部分があった」。鳥栖はボールを保持する時間は長かったが、福岡の激しく粘り強い守備に苦しんだ。

 前半から巧みな駆け引きで決定機をつくった。序盤から自陣右サイドからのパスをつなぎ、右からのクロスに山下が右足で合わせた。シュートは枠を外れたが、試合前時点でチームトップの9点を挙げているストライカーが存在感を見せた。

 さらにゴール前で左足での強烈なシュートを放ったが、J2山口時代の同僚だったGK村上の好セーブに阻まれ、前半終了間際には右クロスを右足で押し込んでネットを揺らしたが、オフサイドの判定。開幕前に掲げた目標の2桁得点に王手をかけて臨んだ福岡県出身のFWが、九州国際大付高、福岡大時代にもプレーした思い出のピッチで「意識している」という大台を狙った。

 チームは2戦連続の九州ダービーだった。18日にはホームで大分と0-0と引き分け。11本のシュートを得点に結び付けられなかった。金監督は「決定機はあったので、あとは質の部分。ゴール前に分厚さをもっていきたい」とチャンスを生かす決定力を求めた。

 残り試合でリーグ戦の上位も狙える位置につけるが、選手たちに気負いはない。GK朴一圭は「チームはまだまだ成長段階。チャレンジャー精神を忘れず、相手を見て戦うのではなく、自分たちのスタイルで最後まで戦いたい」と言い切る。

 この試合でもパスを回しながら好機をうかがい、主導権を握る時間帯もあったが、スコアだけを見れば屈辱の完敗だった。

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