「怪物QB」が二つのビッグプレーで局面一変 イコールワン福岡SUNSが2連勝

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 アメリカンフットボール社会人Xリーグ1部(X1)エリアの秋季リーグ戦が26日、大阪府吹田市のエキスポフラッシュフィールドなどで行われ、イコールワン福岡SUNS(サンズ)は名古屋と対戦。相手のラン攻撃に苦戦しながらも、QB伊藤嵩人=西南学院大=のチームトップとなる83ヤードのラッシングが光り、24-10で逃げ切った。

 攻撃時間は福岡の17分17秒に対し、名古屋は30分43秒。第1Qに2TDで先制しながらも押され気味の試合展開となったが、その重苦しい空気を一変させたのが、伊藤だった。

 チーム加入2年目の伊藤は、福岡・新宮高時代には野球部で「4番・センター」。西南学院大でアメフトに転向し、そのパワーとスピードで「九州の怪物QB」の異名を取った。その本領を発揮したのは、4点差に迫られた第4Qだった。

 同1分24秒、自ら中央から左へ切れ込み、51ヤードを走り切ってTD。さらに同5分過ぎ、自陣12ヤードからキープして33ヤードの激走で陣地を一気に回復。二つのビッグプレーに「あれでチームが息を吹き返しました」と吉野至代表も大絶賛だった。

 来季から一つ上のカテゴリー「X1スーパー」のチーム数が8から12に拡大。X1エリアの今季上位4チームが自動昇格する。黒星発進の開幕戦後、名古屋に勝って2連勝と盛り返した福岡は、星勘定を考えれば、残り3戦も負けられない。「今日は試合の流れを変えるきっかけをつくれましたし、あの場面で点を入れることができて自信になりました」と振り返った伊藤の突破力こそが、昇格への“強い後押し”になる。(喜瀬雅則)

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