1st写真集「ありのままの自分で」 HKT48田中美久インタビュー㊤

西日本新聞 古川 泰裕

  HKT48チームHの3期生、田中美久(熊本県出身)が絶好調だ。熊本で撮影、9月12日の20歳の誕生日に発売した1st写真集「1/2少女」はオリコン週間ランキングで1位に。さらに、25日にはソロ公演も成功させた。9月のHKT48月イチ活動報告は「田中美久スペシャル」。単独オンラインインタビューで写真集の製作秘話を語ってもらいながら、過去と現在、そして未来を見つめた。(聞き手は古川泰裕) ※9月10日取材

 -9月12日、20歳の誕生日にファースト写真集を発売した。

 「めちゃめちゃうれしいです。目標だったので10代のうちにかなえられるのはうれしいですし、たくさんの方に注目していただいて、発売前に重版も決まったので本当にうれしいです。発売することだけが目標ではなく、これをきっかけに、さらに注目してもらえる機会を増やすことも目指しているところだったので、本当にうれしいです」

 -新型コロナウイルスで厳しい状況下での発売になった。

 「確かに。(発売記念の)イベントも東京と福岡で開催できるんですけど、関西や地元の熊本やいろんなところでやりたかったし、やってほしいという声も多かったから、そこは残念なんですけど…。でも、その中でも、たくさんの方が盛り上げてくれたのはうれしいですね」

 -地元の熊本で撮影。

 「そうですね。本当は、こういうご時世じゃなかったら海外とかも行きたいなって思っていたんですけど…。どこで撮ろうかってなった時、ファースト写真集ということもあって『地元がいいんじゃないか』って、たくさんの方とお話ししました。その中で、どこに行きたいか(自分に)聞いてくださって。昔からの思い出の場所とかを挙げていたら、けっこういろんなところを巡ってくださるっていう話になりました。日本で撮ったけど、海外と変わらないくらいの撮影期間。4日くらい、朝から夜までぶっ通しでずっと撮影して移動して、っていう感じだったので、割とハードでしたね」

 -けっこう丸1日、がっつり撮影だった?

 「そうですね。旅館に泊まったのでそのシーンもあるんですけど、朝ご飯を食べて撮影して、終わってから旅館で、みんなでご飯を食べるんですけど、その時もカメラマンの細居(幸次郎)さんはカメラを持ち歩いていて。私が食べているところを写真に撮っていて、それが一番後ろのオフショット集みたいなところに載っていました。本当にいつ撮られていてもおかしくない、っていう状況でした」

地元・熊本で撮影した「1/2少女」(撮影/細居幸次郎)

 -どういう写真集にしたいか、要望は出した?

 「めちゃくちゃ意見を出させていただきました。本当にずっと目標だったので、まだ決まってもいない時、もし自分が出せたらっていうのを考えてメモしていたんですよ。ファースト写真集なので、どんなに大人っぽいカットがあったとしても、ありのままの自分でと思って撮影に挑みました。あとは身近に感じてほしい。あまり遠い存在になるのは、美久のファンの方は多分今は嫌だろうと思ったので。きれいな感じでかっこよくを中心に考えるよりは、素のままの自分、すぐ隣にいるような感じで撮りました。衣装もお洋服ばかりになるよりは久々の水着解禁になるので、いろんなバージョンや色、大人っぽかったり、かわいかったりとか、初ランジェリーとか…。いろんなことに挑戦させていただいた写真集になっています」

 -グラビア経験は豊富だが新たな挑戦もあった?

 「すっぴんで撮るっていうのは自分からは言っていなくて。むしろメークしたいですって感じだったので、そこはちょっと違ったんですけど(笑)。でもファンの方はすっぴんが大好きって言ってくださって、それが写真として残されるのはうれしいって喜んでいました。本当に寝起きですっぴんの写真もあるので、大丈夫かなと、ちょっと不安になりながら撮りました。今回はほぼノーメークということで、ありのままで、着飾らない自分で臨みました」

 -20歳の誕生日に発売となった経緯は?

 「内心は20歳を過ぎてからの発売はしたくないと思っていて、10代のうちに出したかったんですよ。でも撮影が6月くらいだったので、ちょっと厳しいかなと思っていたんです。発売は9月か10月ごろかなっていう話になった時、スタッフさんが『9月12日の誕生日に合わせた方がいいのでは』という話をしてくださって。『できるなら、ぜひそうしたいです』って話がどんどん進んで、いろんな方々が協力してくださって、なんとか誕生日に発売できることになりました」

 -タイトルは「1/2少女」。

 「写真集を見ていてもぴったりだなって。しっくりくるすてきなタイトルをいただけてうれしいです。10代から20歳になる今だから、今の自分だからこそつけられるタイトルだなと思って。それがやっぱりうれしいですね」

髪はいつか切りたい「イメチェンできたらいいな」

 -12歳でHKTに加入。当時も顔立ちは大人っぽかった。

 「確かに(笑)。見た目は昔からけっこう大人っぽいって言っていただけていたから、顔は変わらずっていう感じかもしれない。メンバーからも『昔から大人っぽかった』って言われるんですよ。自分の中では、もうちょっと子どもっぽかった方が良かったかなとか思っていたんですけど、その頃から『なつまど』(松岡菜摘森保まどか)さん推しの方が応援してくださっていました。大人になりすぎない感じ、変化があまりない感じが、ファンの方は逆に、ずっと変わらないみくりんだと思ってくださっているのか…。あまりファンの方が入れ替わらないのが個人的にはうれしいなって思っています」

 -外見はあまり変えないでいようと考えていた?

 「いや、けっこう中学生くらいから髪を切りたいと思っとって。大人の方々にもずっと相談してきたんですよ。本当は、写真集の発売に合わせて髪を切るってなっていたんですよね。美久が何年も言い続けてきていたから『じゃあ…』ってなって。リクエストアワーで『ロマンティック病』が1位になった時、髪を切って登場しようかなと思っていたら、演出家の方から『今の美久が好きで投票してくださっているから、切らない方がいい』って言われて。秋元(康)さんたちも『切るなら写真集で切ろう』って、それまで我慢していたんです。でも私がどうしても我慢できなくて、去年の冬ぐらいに勝手に切っちゃったんですよ(笑)。ばれたらやばいから、ずっと編み込みとか結んでいたんですけど、でもどうしてもボブになったことをファンの方に知らせたくって、ちょっと髪が伸び始めた頃に『実はボブにした』ってツイートをしたんですよ。それがあったから、写真集でボブにしてもあまり衝撃はないなって感じになって、結局また髪を切れないまま(笑)。切るタイミングが全然なくなって。20歳になったら切ろうと思っていたんですけど、振り袖を着るじゃないですか。だからロングのままがいいなっていう感じになって…。そういうやりとりがけっこう長く続いているので、いつか切りたいです。ボブに。イメチェンできたらいいなって思います」

 -外見を変えてイメージを変えることもタレントとして大事だが、守り続けてきたことも特長と言えるかもしれない。

 「ファンの方はけっこう、黒髪ぱっつんっていうイメージがあると思うので、そこは大事にしていきたいなって思いながら、でもやっぱり自分の中で変わりたいなっていう気持ちもあって。髪を染めるっていうのはあんまり考えてなかったんですけど、切るっていうのは考えていた。20歳になってファン層も変わってきたなって思い始めた頃に、自分の中でイメチェンとかもできたらいいなって思います。自分が変わりたい、今、変わるときだって思ったときに変わりたい。写真集の発売までは黒髪でいようって思っていました」 

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