39歳・中田賢一が引退決断 通算100勝も阪神では未勝利、引退試合は辞退の意向

西日本スポーツ

 阪神の中田賢一投手(39)が現役引退の意向を固めたことが明らかになった。ソフトバンクからトレードで移籍して2年目の今季は、ここまで1軍登板がなく、2軍は26日でウエスタン・リーグ全日程を終了。27日までに球団へ引退を申し入れ了承されたもようだ。

 チームの投手陣最年長で迎えたプロ17年目の今季は、開幕から2軍で過ごし、13試合で4勝3敗だった。右肩の状態が安定せず苦心のシーズン。ファーム新記録の18連勝もあって3年ぶりに同リーグを制したチームにあって、防御率5・81と振るわなかった。昨季は1軍で3試合に登板し、0勝2敗。移籍後2年で1軍未勝利という成績も受け止め、決断したとみられる。

 北九州市出身。福岡県立の八幡高から北九大を経て、ドラフト2巡目で2005年に中日入団。球威と荒れ球で当時の落合監督から「暴れ馬」と称された。07年に自己最多14勝でチームの53年ぶり日本一に貢献。ソフトバンクにFA移籍した14年に2度目の2桁11勝を挙げ、この年から在籍6年でチームは日本一に5度輝いた。18年にプロ通算100勝を達成。人格者で知られ誰からも慕われた。

 球団は引退試合を検討していたが、1軍が優勝争いをしている現状もあり、丁重に辞退したもようだ。10月9日のファーム日本選手権にも出場しない方向。近く記者会見するとみられる。

 プロ通算成績は297試合登板、100勝79敗、16ホールド1セーブ、防御率3・75、1350奪三振。

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