バレンティンがソフトバンク退団へ 日本で現役続行希望 鷹ラストゲームは明日30日の2軍戦

西日本スポーツ

 2013年にシーズン60本塁打のプロ野球記録を樹立したソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(37)が今季限りで退団することが28日、分かった。

 今季で2年契約の2年目が終了。11―19年にプレーしたヤクルトで通算288本塁打を放ったが、20年の移籍後は同13本塁打にとどまっていた。10月上旬に帰国予定で、30日のウエスタン・中日戦(タマスタ筑後)がソフトバンクでの「ラストゲーム」となる見込み。日本での現役続行を希望しているという。

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 バレンティンが「不完全燃焼」のまま、福岡での2シーズンを終える。9月25日に自身のSNSで30日のウエスタン・中日戦がラストゲームになることを示唆。今後の戦力構想に入っていないとみられ、10月上旬に帰国予定。このまま退団することが確実となった。

 ヤクルトでの9シーズンで通算288本塁打を放ち、外国人枠から外れる2020年から年俸5億円プラス出来高払い(金額は推定)の2年契約を結んだ。長打力が期待されたが、入団1年目は60試合の出場で打率1割6分8厘、9本塁打、22打点に終わった。

 2年目の今季は開幕2軍スタート。5月18日に1軍昇格し、6月13日のヤクルト戦で通算300本塁打と同1000安打を達成。「今まで積み重ねてきた数字なので素直にうれしい」と話したが、打撃の状態が上向かずに同25日に出場選手登録を抹消された。

 その後の1軍昇格はなく、今季はここまで22試合の出場で打率1割8分2厘、4本塁打、9打点。自身の会員制交流サイト(SNS)での意味深な発信も何度も話題になり、8月には「神宮のファンの前で記念試合ができることを願う」という趣旨の投稿もあった。

 28日はウエスタン・中日戦に「3番DH」で先発。2軍戦出場は10試合ぶりで、試合前は普段と変わらない様子でチームメートと談笑し、ファンの子どもに「頑張って」と声を掛けられると「アリガトウ」と笑顔で応えた。試合は7回の打席で代打を送られ、2打数無安打だった。

 ◆ウラディミール・バレンティン 1984年7月2日生まれ。カリブ海にあるオランダ領キュラソー出身。米大リーグのマリナーズ、レッズなどを経て2011―19年はヤクルトでプレーし、11年から3年連続セ・リーグ本塁打王。13年はシーズン60本塁打のプロ野球新記録を樹立し、セ・リーグMVP。20年からソフトバンクでプレーし、今年6月13日のヤクルト戦で通算300本塁打と同1000安打を達成した。日本での通算成績は28日現在で1104試合に出場して打率2割6分6厘、1001安打、301本塁打、794打点。185センチ、100キロ。右投げ右打ち。

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