福岡・小倉高3年の下園航太が初優勝 カンサイカップオールジャパン男子学生アマチュアゴルフトーナメント

西日本スポーツ 野口 智弘

 アマチュアゴルフの育成と学生ゴルファーの強化を目的に開催される「カンサイカップオールジャパン男子学生アマチュアゴルフトーナメント2021」の最終日が1日、福岡県那珂川市の筑紫ケ丘ゴルフクラブ(7017ヤード、パー72)であり、初日2位だった下園航太(福岡・小倉高3年)が通算5アンダー、139で並んだ商崎涼平(東北福祉大1年)をプレーオフで破り初優勝した。3位は通算4アンダーの有薗純(鹿児島・開陽高1年)。上位3選手は11月に開催予定のオーストラリアPGA(プロゴルフ協会)ツアーの出場権を獲得した。

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 18番ロングホールで3度行われたプレーオフ(PO)。下園はいずれも正確なショットでグリーンを捉えて2オンに成功した。3度目のPOで、商崎は2打目がグリーンをオーバーしてボギーをたたいた。三たびバーディーを奪った下園が勝利を手にした。

 「3度ともグリーンの同じラインに乗るように狙って打てた。POではすごく集中してプレーできた。高校での優勝は初めてなのでうれしい」と満面の笑みを見せた。

 進学校の小倉高に通う3年生。同高にゴルフ部はなく、帰宅後に勉強をした後、練習場で1時間半ばかり打ち込みするだけだ。しかし「短時間だからこそ集中力が身につく」と話す。今大会も前日まで中間試験があり、十分な調整ができなかった。

 初日は首位に1打差の2位と好位置に付けた。最終日のこの日は強風でショットが乱れた。6番でダブルボギー、7、8番でもボギーをたたき一気に後退。「絶望的な気分でした」と落ち込んだ。だが、最終組で一緒に回っていたライバル2人もスコアを乱したため追いついた。

 後半は三つのバーディーを奪い、プレーオフに持ち込んで勝利につなげた。「最後は丁寧なゴルフに徹しました」。冷静なプレーが勝利を呼び、笑顔で振り返った。

 8月の日本ジュニアで4位タイに入って「自信が付いた」と話す。ゴルフ強豪校の選手との差を痛感するのが体力差だ。来年は大学に進学してゴルフ部に入部する予定だが「筋力トレーニングで体力をつけて、将来は海外で活躍できるプロになりたい」と目を輝かせた。(野口智弘)

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