金メダル候補の米倉ら「パワーになる」18日開幕の世界体操・新体操はスポーツ界初の入場制限撤廃へ

西日本スポーツ 末継 智章

 18日に北九州市で開幕する「2021世界体操・新体操選手権北九州大会」の大会組織委員会は1日、観客数を制限せず、収容可能な人数を入れると発表した。政府が行動制限緩和の実証実験として進める「ワクチン・検査パッケージ」を活用。観客全員にワクチンの2回接種済証かPCR検査の陰性証明の提示を義務づける。

 スポーツイベントでは6日のJリーグYBCルヴァン・カップ準決勝、名古屋-FC東京戦(愛知・豊田スタジアム)を皮切りに、Jリーグやサッカー日本代表戦でも同パッケージの活用を予定しているが、収容人数の制限撤廃を表明したのは同大会が初めて。

 一般席は体操会場の同市立総合体育館は2162で、新体操会場の西日本総合展示場新館は約2500。同市では新型コロナウイルス感染拡大防止のため30日まで大声での歓声を伴うイベントの収容率は50%以内と定められているが、組織委は「パッケージを使うことでより安全で安心な大会にし、多くの方に見ていただきたい」と説明した。

 パッケージの活用は政府に申請中。採用されない場合は収容率50%とするが、ワクチン接種済証や陰性証明は求める。観客は福岡県外在住者も認め、海外からの渡航者も来日後14日間の自主隔離を終えていれば受け付けるという。1日に公式サイトでチケットの申し込みを開始。収容率100%想定で受け付け、50%になった場合は組織委が抽選する。(末継智章)

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 世界選手権の日本代表選手たちは有観客を歓迎した。体操男子の種目別跳馬で金メダル候補に挙げられている米倉英信(徳洲会)=福岡市出身=は「観客がいた方が結果に影響するぐらいパワーになるのでありがたい」。東京五輪代表の座を争った内村航平(ジョイカル)=長崎県諫早市出身=も種目別鉄棒に出場予定で、先に演技する米倉は「金メダルを取り、航平さんにつなげたい」と誓った。同じ種目別跳馬に臨む安里圭亮(相好ク)=福岡大出身=も「最近は無観客が続いたので、観客が入ると力になる」と励みにしていた。

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