J1福岡が6試合ぶりの黒星、ジョン・マリのゴールで1点差に迫るも逆転ならず

西日本スポーツ 松田 達也

 勝てば来季のJ1残留が確定したアビスパ福岡がホームで清水に1-2で敗れ、6試合ぶりの黒星を喫した。前半27分に先制点を許し、後半3分にも追加点を奪われた。同36分に途中出場のジョン・マリ(28)のゴールで1点差に迫り、終盤は猛攻を見せたが、逆転はならなかった。勝ち点46で8位は変わらず。3日に17位徳島が鳥栖に敗れれば、J1残留が確定する。

 勝てば来季J1残留が決まる試合で6試合ぶりの屈辱を味わった。長谷部監督は「強いチームというのは、いろんなプレッシャーの中で勝ち続ける。われわれは、まだそこまで行っていない」と冷静に振り返った。

 5年ごとに昇格し、1年で降格する「5年周期」の終焉(しゅうえん)へ。期待感が充満するホームで前半27分に相手の中央突破からシュートのこぼれ球を押し込まれた。前半の失点は8月15日のC大阪戦以来。序盤で主導権を手放した。

 後半開始直後の3分にも追加点を許す苦しい展開。逆転を狙って後半だけでシュート13本を放ち、ジョン・マリのゴールで1点差に詰め寄ったが、終盤の猛攻も及ばなかった。がっくりと肩を落とす姿は、残留争いから抜け出す勝ち点3に歓喜を爆発させた清水の選手たちとは対照的だった。

 長谷部監督は試合前の選手に、勝てばJ1残留が決まるという話題には触れなかったことを明かした。現在8位のチームにとって残留はあくまで“通過点”だ。ただ、指揮官はクラブを進化させるために節目の試合で勝ち切る強さも求めた。

 「何かが懸かった時にうまく立ち回れない。それがチームの現状。こういう時にこそ勝つ。メモリアルにする。そういうことを実行したい」。次節からはアウェーで2試合が続く。気を引き締め直し、上だけを見つめていく。(松田達也)

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