ホンダ熊本が大差で第一代表 6年連続15回目の出場決める 都市対抗野球

西日本スポーツ 野口 智弘

 社会人野球の第92回都市対抗野球大会(11月28日開幕、東京ドーム)の九州地区予選は3日、北九州市民球場で第1代表決定戦があり、ホンダ熊本(大津町)が西部ガス(福岡市)を14-2で撃破し、6年連続15回目の本大会出場を決めた。第2代表トーナメント4回戦はJR九州(北九州市)が沖縄電力(浦添市)に3-1で勝ち、4日の西部ガスとの第2代表決定戦に進んだ。

 昨年の全国8強同士の対決は、14-2という意外な大差でホンダ熊本が西部ガスを圧倒した。

 試合の流れを決定づけたのは、2-0で迎えた3回の攻撃。1死二、三塁のチャンスで6番石井が3番手投手の代わりばなの初球を強振して左翼席へ3ラン本塁打をかっ飛ばした。

 「緩いスライダーを狙っていた」と満面笑顔の石井は6回、7回にも適時打を放ち、この日は3安打5打点の活躍だ。

 明治大からホンダ鈴鹿に進んだ石井だったが、徐々に出番が少なくなっていた。そこに、明治大出身で2019年11月にホンダ熊本の監督に復帰した渡辺監督が、右の大砲の獲得を求めてホンダ鈴鹿関係者に石井の「トレード」を直訴して獲得したという。

 「でもボクは打撃よりも守備の人」と石井。本塁打も、「熊本の2年間で初めて。公式戦でも4年ぶり。打ったのはたまたま」と謙虚だ。

 履正社高時代に1年先輩だったのがヤクルトの山田だ。山田が3番で、石井が4番を打っていた。「すごい人。とても連絡できるような立場じゃありません」と苦笑いする。だが、都市対抗への思いは人一倍強い。「鈴鹿を出される時は正直悔しかった。でも、拾ってもらった監督さん、熊本のためにもチームに貢献して恩返ししたい。目標は4強以上です」と力を込める。尊敬する山田と同じ二塁手のポジションで、バットと守備での貢献を誓った。(野口智弘)

 

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 西部ガス・香田監督(大差での敗戦に)「序盤に勢いをつけさせてしまった。ただ終盤に点を取ったし、割り切って次の試合に臨みたい」

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