28年ぶりの優勝へ近づける一打 久留米大・金子貴大「わくわくする」

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 ◆九州六大学野球秋季リーグ 九州大4-6久留米(4日、桧原運動公園野球場)

 3日に20歳になったばかりの久留米大の3番金子貴大(2年、九産大九州)が自らのバットで誕生日を祝った。2点差に詰め寄られた7回1死一、三塁。嫌な流れを振り払うかのようにスライダーを右前に運んだ。「甘い球を積極的にいくと決めていた。(打球が)抜けてくれて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 この日は3回にも中犠飛を放ち、計2打点。1993年春以来となる久留米大の優勝へと一歩近づけた活躍に栗秋監督は「(7回は)1点ほしいところでなんとか打ってくれた。正直大きかった」とたたえた。

 1カ月前に右太もも裏を肉離れ。試合に出られない悔しさを抱えながらリハビリに励んだ。ほぼ毎日ウエートトレーニングに取り組んだ結果、より強い打球が打てるようになったという。復帰した2日の九州大戦で二塁打。「けが明けですぐに起用してくれた」と監督への感謝も忘れない。

 チームはこの秋、各チームとの初戦に勝利していることが優勝に向けたよい雰囲気をつくりだしている。「(優勝争いは)経験したことがなく、わくわくする」と金子。勝率で首位に並ぶ9日の北九大との直接対決を見据え、「まずは初戦を勝ち取ることが大事。しっかりと準備していきたい」と、気を引き締め直していた。(鬼塚淳乃介)

PR

大学野球 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング