ボートレーサー養成所131期52人入所式

西日本スポーツ

 1年間の厳しい訓練でプロのボートレーサーを育てる「ボートレーサー養成所」(福岡県柳川市)の第131期の入所式が5日、同養成所で行われ、1197人(ほかに特別試験2人)の志願者の中から約23倍の狭き門をくぐり抜けた52人(うち女子10人)が晴れの日を迎えた。新型コロナウイルスの影響により、普段の入所式では列席する保護者や来賓らが不参加の中、元プロ野球選手の野田昇吾(のだ・しょうご、28歳)が入所生代表として「立派なボートレーサーになるため、日々努力することを誓います」と決意を述べた。

スポーツ推薦は3人

 131期は3人がスポーツ推薦で入所した。ボクシングの成年男子ライトフライ級で国体関東ブロック優勝の実績がある片岡亜沙人(かたおか・あさと、22歳)は、117期の片岡大地を兄に持つ。「ボクシングでの経験も生かして、兄と一緒にトップレーサーとして活躍したい」と希望に胸を膨らませる。

 青江優志(あおえ・ゆうじ、19歳)はバドミントンの高校総体の代替大会で、ダブルス、シングルともに岡山県1位の経歴。「プロアスリートになりたくて、迫力に魅了されたボートレーサーを目指した」。コロナ禍で全国大会が行われなかった高校(水島工)時代の分まで、ボートレーサーとして日本一を目指す。

 女子では渡辺結奈(わたなべ・ゆいな、17歳)が、唯一のスポーツ推薦。陸上女子七種競技で佐賀県高校新人大会1位の成績を引っ提げ、敬徳高を中退して養成所入所を選択した。「小学生の頃からバレーボールをしていたが、養成所のスポーツ推薦を得るために、高校から個人競技である陸上を始めた」と、努力を重ねて推薦をつかんだ。131期最年少でもあり、「年上の人たちにも負けないように頑張ります」と誓った。

父はGPを制覇吉川雄之が入所

 ○…最高峰のレースで輝いた父の姿に憧れ、ボートレーサーを目指した。吉川雄之(よしかわ・かつゆき、23歳)の父はSG4冠の吉川元浩。小学3年生の時に福岡ボートで行われたSGグランプリでの優勝を現地で見て「父のようになりたい」と決意を固めた。通算12回目の受験で養成所に合格した努力家の目標は「父を超えること」。はるか高みにいる偉大な背中を追って、1年間の訓練を経てデビューを目指す。

野田訓練生をNHKがきょう放映

 ボートレーサー養成所に5日に入所した元プロ野球選手の野田昇吾訓練生が、6日夜にNHK総合で放送する「ニュースウォッチ9」(午後9~10時)で紹介される。養成所入所までの経緯や過酷なトレーニング、ボートレーサーを目指す想いなどに迫る。

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