ソフトバンクに見える「勝ちパターン」に頼りすぎた弊害/斉藤和巳

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク2-6オリックス(9日、ペイペイドーム)

【西日本スポーツ評論家・斉藤和巳の視点】

 終盤に点を失った。昨今の試合は常勝チームとして「勝ちパターン」に頼りすぎてきた影響が出てきているように思える。

 今シーズンを振り返ってみても、先発投手が中6日で登板しながらも100球前後でマウンドを降りるケースが多かった。早すぎると思う。引っ張りすぎて負けることもあるだろうが、やらないと成長もない。シーズン終盤での中4日や中5日なら球数を考慮すべきだが、救援陣に負荷がかかりすぎて毎年のようにけが人が出ているのは気になる。今季はモイネロと森が離脱してからチームのリズムが悪くなった。

 先発を引っ張れる状況でも、鉄壁の救援陣に継投して確実に勝っていかねばならないという事情もある。常勝チームは勝ち試合が多いので、比例して毎年救援陣の登板数も増えていってしまう。だが1年は長い。先発陣が頑張らなければならない時期は必ずある。

 試合では6回の3失点目がもったいなかった。2死一、三塁から一走がスタート。甲斐は迷わず二塁に送球すると三走のモヤが楽々生還した。防御率1点台の山本が相手。モヤはかえしてはいけなかった。(西日本スポーツ評論家)

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