「もうちょっと上で指名されるかと」中日3位の独立リーガー石森、目標は新人王&左腕最速160キロ

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 ◆プロ野ドラフト会議(11日)

 中日に3位指名された瞬間、火の国(熊本)の石森はテレビの画面を見つめた。「もうちょっと上の順位で指名されるかと思っていた」と悔しがる。2年前の東北公益文科大時代に指名漏れを経験。熊本で成長を実感したからこそ出た言葉だ。

 独立リーグの火の国で球速は6キロアップの155キロ。課題の制球力も向上し、今季は守護神を任されチームの優勝に貢献した。ソフトバンク、オリックスでプロ通算182セーブを挙げ、今季ピッチングGMを務めた馬原孝浩新監督に「マウンドに立ったら勝負するのみ。正直、誰もマウンド上では助けてくれない」と教えられ、技術だけでなく経験から基づく心構えまで学んで成長した。

 九州アジアリーグからの日本野球機構(NPB)入りは今季途中に火の国からNPBに復帰した小窪(ロッテ)以来だが、ドラフトでは初指名となった。道を切り開いた石森は「誇らしいこと。ここからどんどん続いていけば」と願った。

 馬原監督は「自分の立場と投球スタイルを確立しながら1年目から活躍することを意識してほしい」とエールを送る。即戦力として期待される左腕が目指すのは新人王と左腕史上最速を更新する160キロ。「1年間戦い抜ける体とメンタルをつくっていきたい」と火の国で蓄えた力を爆発させる。(鬼塚淳乃介)

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