跳馬で福岡大OB対決 「アサト」認定狙う、安里圭亮 北九州・世界体操

西日本スポーツ

 体操の世界選手権(西日本新聞社など協賛)が18日、北九州市立総合体育館で開幕し、内村航平(ジョイカル)=長崎県諫早市出身=や東京五輪で個人総合と種目別鉄棒の2冠を達成した橋本大輝(順大)らが集結する。男子種目別跳馬(24日決勝)では米倉英信(徳洲会)と安里圭亮(相好ク)の福岡大OBが直接対決。高難度の技を持つ両者が金メダルを懸けて火花を散らす。

 挑戦か勝負か。28歳の安里は葛藤している。「大技をやりたい気持ちはふつふつとあるけど、メダルを取りたい思いもある。体の状態を見ながら判断したい」

 高難度の「リ・セグァン」を屈伸で行う新技の「屈伸リ・セグァン」を2年前から何度か成功させており、今大会でも成功すれば自身の名前がつく可能性がある。

 迷うのは、初出場した2017年の世界選手権で6位に終わった苦い経験があるからだ。「当時は経験の浅さから重圧にのまれた。同じ舞台でリベンジをするため、技の成功確率にこだわってきた」。失敗が多い新技より、リ・セグァンなら確実に成功して勝つ確率が高まる。

 今大会の選考期間中だった4月に右すねの疲労骨折が判明。痛みを抱えながらも、大学4年間を過ごした福岡県での大会を目指して6月まで強行出場を続けた。その影響で8月末まで練習できずにブランクを心配したが、9月の全日本シニア選手権でリ・セグァンを成功させて15・233点の高得点で優勝。「すごく良い印象を持てた」と復調を実感した。

 後輩の米倉は一足早く技に自らの名前がついた。「他の選手も成功できる可能性があった中で、チャンスをものにできたなと感じた。こういった形で戦うのは楽しみ。ライバルだけど同じ日本チームとして高め合いたい」。励みにしながら後輩の目の前で演技を成功させる。

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