西武今井127球完投勝利の舞台裏 あまり投げない球種で開いた活路

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆楽天1-5西武(15日、楽天生命パーク宮城)

 27個目のアウトを確認すると、グラブをたたいた。今井が今季3度目の完投。9回4安打1失点で自己最多となる8勝目を飾った。「仙台は涼しいので、いつもより暑いなと感じることなく、投げられた」と涼しげに笑った。

 頭の中も冷静だった。3回までは毎回四球。制球が安定しない中、普段はあまり投げないカーブで活路を開いた。それに合わせて、投球フォームを修正。左足始動でインステップが強まり、腕が横振りになっていたという。縦振りを意識し「カーブは横振りだと投げられない。上から上からという投げ方になったのが良かった」。5回以降は二塁を踏ませない快投だった。

 前回登板で規定投球回数に到達。実りあるシーズンとなっている。「投げるたびに、うまくなっていきたいし、もっともっと勝てる投球ができるようになりたい」と力を込めた。秋も深まる中、半袖で投じた127球には成長への熱い思いが詰まっていた。(小畑大悟)

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