降格圏で苦しむJ1大分、今季初の2連勝! 渡辺2ゴール、残留へ光明

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 ◆明治安田J1第32節 大分2-0仙台(17日、昭和電工ドーム大分)

 J1大分トリニータが同じく降格圏に沈む仙台との直接対決を制し、残留へ一歩前進した。後半5分に渡辺新太(26)のゴールで先制すると、同15分には再び渡辺がPKを決めて快勝した。ホームで今季初の連勝を飾り、勝ち点を27に伸ばして18位となった。

 大分が残留争いへ光明を見いだした。0-0の後半5分、伊佐のシュートがゴールポストに当たり宙に浮くと、走り込んだ渡辺がゴールに押し込んだ。10分後にも再び渡辺がPKを決めて2得点。降格の危機に陥ったチーム同士の負けられない一戦で価値ある勝ち点3を引き寄せた。

 得点源として期待され、今季新潟から加入した渡辺だが、ここまで開幕戦の1得点のみと苦しんでいた。渇望し続けていたゴールに「これだけ取れない時期を経験したことがない。いつか点を取れると思ってやってきた」と冷静に振り返った。

 大分がこの試合までに挙げた6勝は全て先制。この日も先取点で勢いづいた。片野坂監督は「内容うんぬんよりまずは勝ち点3が取れて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 11位だった昨季から主力が多数抜け、今季は厳しい戦いが続く。それでもぶれずに堅守速攻のスタイルを貫く。前節C大阪戦に続く無失点での勝利を手にし、片野坂監督は「全員がどう対応すべきか共有しながら戦い、前線から粘り強く体を張ってやれている」と守備面での好調を実感する。

 次節は勝ち点2と迫った16位の徳島との直接対決だ。見えてきた残留の道を確かなものにするため渡辺は「気持ちと気持ちのぶつかり合いで負けないところが大事」と力を込めた。(鬼塚淳乃介)

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