今春創部の早稲田佐賀高ラグビー部、初陣飾れず 2トライ奪う健闘 全国大会佐賀県大会

西日本スポーツ 前田 泰子

 第101回全国高校ラグビー大会佐賀県大会が17日、佐賀市の佐賀工グラウンドで開幕し、今年4月に創部した早稲田佐賀は初戦となる準決勝で鳥栖工に14-39で敗れ、初の公式戦を勝利で飾れなかった。東福岡高、早大、社会人のコカ・コーラでFW第3列として活躍した山下昂大監督(31)は「練習で準備してきたことが全然出せなかった」と指導者としての初陣を悔しげに振り返った。

 1年生中心の部員15人のうち約半数の7人が初心者。ボールの持ち方を学ぶことからスタートしたチームは、パスをつないで何度も敵陣ゴールライン際まで攻め込んだ。FWコーチを相手に練習してきたスクラムも押し負けず、前半と後半に1トライずつ奪って見せた。前半20分にチーム初のトライを決めた唯一の3年生、SH原は「めちゃくちゃうれしかった」と笑顔を見せた。

 コロナ禍で思うように強化が進められない中、山下監督は組織力で勝負するチームを目指した。夏合宿では練習試合も経験。勝利は得られなかったが「2日前、試合に備えて練習の精度を上げたが、すごくいいアタックができるようになった」と山下監督が驚くほどの成長スピードで伸びしろは十分にある。部の歴史の第一歩を記し「この試合がこれからの試金石となる」と山下監督。さらに力をつけて「佐賀工1強」の佐賀に旋風を巻き起こすつもりだ。

(前田泰子)

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