現在35戦全勝 ボクシング世界選手権に挑む18歳、パリ五輪へ描く道程 (3ページ目)

西日本スポーツ 末継 智章

 東京五輪でメダルを逃した悔しさが岡沢のさらなる成長への意欲をかき立てている。「五輪まではメダルを取りたいという思いだったけど、世界で一番強くないとメダルは取れない。パリで金を取るためにも、ここは全試合圧勝する」

 初出場した東京五輪は2回戦で2―3の判定で惜敗。対戦相手のイグレシアス(キューバ)はそのまま優勝した。「相手が圧力をかけてきた場面で対応できなかった。キャリアの差が出た」と、負けた翌日から練習を再開。9月に東京都内で行われた日本代表の強化合宿でも持ち味のフットワークでスパーリング相手を圧倒した。

 「圧勝」という言葉を使ったのは、同五輪のフライ級で銅メダルを獲得した田中亮明(岐阜・中京高教)の闘う姿に影響を受けたからだ。「毎試合勝っても負けても立てなくなるぐらい全力で闘っていた。あれぐらい振り切った思いがないと勝てない。僕もうまく勝ちを拾うのではなく、一発もパンチをもらわないぐらいの強い気持ちを持たないといけない」

 ジムの後輩にあたる荒竹も出場する。「実力に満足せず上を見ているのがすごい。先輩として(強さを示して)背中を見せないと」とプライドも懸けてリングに上がる。

日本代表強化合宿でパンチを打ち込む岡沢セオン(日本ボクシング連盟提供)

 

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