長谷川の代わり見当たらず、引退でソフトバンクは困るはず/西村龍次

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク2-2日本ハム(21日、ペイペイドーム)

【西日本スポーツ評論家・西村龍次の視点】

 いい投手が自分のリズムで投げたら、簡単に点は取れない。好調の伊藤から7回に甲斐が放った2ランは、長谷川の気迫が打たせた一発だった。直前の中村晃が必死に犠打でつなぎ、代打での一ゴロで彼らしいヘッドスライディング。あの気迫に甲斐が続いた。

 終盤の勝負どころを任せられる代打は、今のホークスでは長谷川。代わる存在が見当たらないだけに、彼の引退でチームは困るはず。一塁までのスピードを見ても、しっかり走れていた。本人の決断ながら「本当に引退しなくてはいけないの」と感じてしまった。

 伊藤と投手戦を繰り広げたマルティネスは、今回も見事な投球だった。10勝目は消えたものの、これでクオリティースタートは20試合目。13勝ぐらいしていてもおかしくなかった。故障者続出の中で彼がいなければ、とんでもないことになっていたかもしれない。

 森が本来の状態でなく引き分けに終わった。CS進出は厳しい状況だが、チーム一丸で目の前のプレーを大事にして残り3試合を全勝するしかない。王会長が日本代表を率いた第1回WBCも苦しい状況から世界一を勝ち取った。そんな奇跡を起こしてほしい。(西日本スポーツ評論家)

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