守護神森、配置転換も 負けられない残り3試合、代役は経験豊富な石川か

西日本スポーツ

 「聖域」なき戦いでミラクルを! ソフトバンクの森唯斗投手(29)がレギュラーシーズン残り3試合でクローザーから配置転換される可能性が出てきた。直近4登板で5失点と精彩を欠いており、代役には石川柊太投手(29)らが候補に浮上。CS進出には3戦全勝が条件となる中、なりふり構わぬ姿勢で5年連続日本一の望みをつなぐ。

   ◇   ◇

 3月26日に開幕した2021年シーズンも残り3試合。CS進出を果たすには3戦全勝が前提という厳しい状況で、不振に陥るクローザーの森を配置転換するという大きな“メス”が入る可能性が浮上した。

 22日にペイペイドームで行われた投手練習を見守った森山投手コーチは「総力戦。全部勝たないといけないから」と息巻いた。さらに、森の状態について「心配はある。現在の状態、状況を考えないといけないところもある」と険しい表情で話した。

 ホーム最終戦だった21日の日本ハム戦(ペイペイドーム)では2点リードの9回に杉谷に2点適時二塁打を打たれて、リードを守れなかった。昨季は52試合に登板しわずか1敗だった右腕が、今季は9月30日の西武戦以降で3敗を喫しており、現状では本来の安定感を失っている。

 今年は左肘手術で戦列を離れ、約2カ月の入院生活も経験した。森山コーチは「本当ならもっと期間が必要だったのに申し訳ない。僕らの責任」と守護神をフォローした。ただ、奇跡を起こすためには「聖域」にも踏み込むしかない。

 チーム最多の15セーブを挙げる森に次ぐ6セーブの岩崎、5セーブのモイネロは、ともに戦列を離れている。代役について、森山投手コーチは「石川になるのか。7、8回に投げている投手になるのか考えます」と説明。今季は甲斐野、板東らもセーブを挙げた実績はあるが、経験豊富な石川が浮上した。

 ここまで規定投球回に達している石川は、残り試合で先発として登板の予定はなく、リリーフ経験もあることから候補の一人として白羽の矢が立った。「総力戦」と位置付ける残り3試合は、3位争いのライバルとなる楽天との直接対決2連戦に加え、リーグ優勝を目指すロッテ。しびれる9回のマウンドを乗り越えれば、ポストシーズンへの扉が開く可能性が高まる。

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ