【九州王国再興へ】庸平一人でV奪い取る 【弥彦】

西日本スポーツ

 山田庸平が、最終決戦の舞台に立つ。準決11R、快調に逃げる新山響平を、中川誠一郎が鐘4角8番手から猛然と襲い掛かった。だが終3角で力尽き、外へと退避。山田は終2角で雨谷一樹に絡まれながらも、中川をピタリ追走。3角からは新山-大槻寛徳を自分で追って4角を曲がると、古性優作、東口善朋、雨谷らに踏み勝って3着を死守。昨年大会に続いて2度目のG1優出を決めた。

 山田は決勝を決めても、いつもの冷静な表情。「今年もまた特別競輪の決勝にどこかで乗るのが目標だった。残りはここと競輪祭だけだったので、何とか目標達成ですね」。再びビッグ決勝に乗るために、「この1、2年ずっと、脚力を上げるために練習してきた」。その成果が出ての決勝進出だが、「中川さんに早めに仕掛けてもらって、最後も内を空けてもらった。せっかく行ってもらったので無駄にしないようにと踏んだ。ただ、自分が中川さんの前で頑張ることができないのは力不足です」。決勝への道をつくってくれた中川に最大の感謝をしつつも、輪界トップ級とのパワー差に悔しさをにじませた。

 決勝は単騎戦。もう一人の西日本勢となる自力型の野原雅也も単騎で戦う。野原に前を任せる選択肢も考えられたが、「どこかで線引きをしないといけない。中四国勢なら任されることもあるし、連係するんですけど…」と、中近勢とは別々で、すっきりとした気持ちで戦う。「準決は寒くて重く感じたが、悪い方向には行っていないと思う」と、どんな気候になろうとも問題はなさそう。「厳しい戦いになると思うが、チャンスはあると思う。優勝を目指す」。昨年決勝は兄・英明(7着)との連係で8着に終わった。今年は自分の力だけを信じて、佐賀勢初の大会Vへ挑む。

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