J1残留決めた福岡が収穫ドロー 異例の布陣で長谷部監督「新たなトライできた」

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J1 第33節 札幌0-0福岡(24日、札幌ドーム)

 J1アビスパ福岡はアウェーで札幌と0-0で引き分け、3試合ぶりに勝ち点をつかんだ。J1残留を決めていても緩みはなく、粘り強く相手の攻撃をしのいだ。勝ち点は47に伸びたが順位は8位で変わらなかった。次節のホーム大分戦で勝ち点3を奪えば、シーズン目標に掲げていた勝ち点50に到達する。

   ◇   ◇

 意表を突く戦術で難敵をしのいだ。福岡は従来の4バックから3バックへの布陣変更が功を奏し、3試合ぶりの無失点にしのいだ。長谷部監督は「短い時間で準備して、まずまずの出来だった。十分に評価できる」と力を込めた。

 ドウグラスグローリ、奈良、宮で中央を固めた3バックで守備を形成。主将の前が「うちでは、あまり見られない形」と振り返ったように、長谷部体制ではスタートからの3バックは異例だった。多彩な札幌の攻撃を防ぐ目的を達成し、相手シュートを4本に抑えた。

 守備面では狙い通りながら、攻撃陣は相手の約3倍のシュート11本を放ったがゴールを割れなかった。ファンマ、渡が決定的な場面で決められず、長谷部監督は「質のところをもう一度意識したい」と繰り返した。

 チームは前節で大きな目標だったJ1残留を達成。残り試合は「勝ち点50」という目標に集中する。まずはアウェーでの勝ち点奪取を目指し、堅守を取り戻すことを意識したこの日だった。

 「システムが変わっても、新たなトライができた。有意義だった」と奈良。来季もJ1で戦うチームにとって、戦い方の幅が広がることは結果と同じように大きな価値がある。収穫の勝ち点1を経て、目標の数字「50」に王手をかけた。(松田達也)

PR

アビスパ福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング