工藤監督が語る7年間の真実 ノーカットで伝えます最後のメッセージ【完全保存版】

西日本スポーツ

 今季限りで辞任したソフトバンクの工藤公康監督(58)が27日、ペイペイドームで記者会見を行った。

 就任7年目の今季は初めてクライマックスシリーズ(CS)進出を逃し、チームは8年ぶりの4位に低迷。球団から続投要請は固辞し、決断した。1年目の2015年にリーグ優勝して日本シリーズを制覇。17年、20年にもリーグ優勝。18、19年はリーグ2位からCSを勝ち上がり、4年連続の日本一に導いた。

 指揮官からの最後のメッセージ。西スポWebでは会見の内容をノーカットで全文お届けする。

   ◇   ◇

(冒頭あいさつ)今日は皆さん、私のためにお時間いただきまして、ありがとうございます。7年間務めさせていただきました監督を、今日で退任することになりました。本当に、マスコミの皆さまには大変、お世話になり、幸せな7年間を過ごすことができて、野球人として本当にたくさんの方に支えていただいたことを、ここに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 僕自身は、現役を終わって、まさか監督をとは思っていませんでした。現役を辞めてから3年間は、解説(業)をしながら子どもたちの障害予防や大学に行って勉強してみたり、今後、自分に何ができるか、まずは一歩を踏み出すという意味で、多くの方にそこも支えていただきながら、少しでも子どもたちが夢を見て、プロ野球選手になって活躍する姿を見たいと。多くの方に声をかけていただきながら、3年間解説をやりながら、子どもたちのために何ができるかということも一生懸命考えたり。

 それから、東日本大震災が起こって、そこのために何ができるか考えさせられ、少しでも多くの方に元気を届けられたらと思っていました。自分自身が知らないことがたくさんあったんだと。実際に現場で見ないと分からないことがたくさんある。一生懸命生きている人のために、野球を通して何ができるか、これまで考えてやってきました。

 そんな中、2014年秋、冬に王会長から声を掛けていただいて。その時は、まだまだ道半ばの自分でしたが、思い出されたのが、95年から5年間ダイエーホークスにお世話になり、99年に日本一になることができて、僕自身はそこの中でやむなくダイエーホークスを退団したけど、ファンの皆さんもそうですし、王会長にも大変、お世話になり、恩を受けました。

 いつか必ず、返す日がくればと思った。その時(14年)に、自分自身もしっかり考え、監督をしながら子どもたちに夢を追ってもらうこともできるのではないかと。逆に、監督になって強いホークスを作ることで夢を与えられることもあると思って、監督業を引き受けさせていただきました。(次ページへ続く)

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