工藤監督が語る7年間の真実 ノーカットで伝えます最後のメッセージ【完全保存版】 (5ページ目)

西日本スポーツ

―プライベートでは何をしたいか

 アウトドアが好きなので、時間があれば九州を転々としながらキャンプをして、いろんなところに行って、景色を見たいとは思っていますが、まだ、全く予定は立っておりません。

―今後のホークスへ

 選手には一年でも長く野球をやってほしい。ホークスは常に勝たないといけないし、勝つために努力し続けないといけないチームと思う。プレッシャーもあるでしょうし、耐えないといけないところもあるし、苦しい中で試合をやりつづけないといけないこともたくさんあるけど、その先に、必ず勝った時の喜びは全てを帳消しにしてくれる。

 選手たちだけでなく、監督、コーチたちだけではなく、その周りの人たちがいかに幸せになれるか。選手が頑張ることで、どれだけの人に勇気とか希望、夢を与えられるか、考えると、すごくやりがいのある仕事と思いますので。自分のために力が出ない人は、支えてくれる多くの人のために、笑顔を届けたいという思いでまた野球をやってもらうと、力が発揮できる。

 そういう意味で、このホークスというチームは常に勝ち続けられるように、一人一人が信念とか、たくさんの人の思いを背負って戦い続けてほしい。

―故・藤井将雄さんのところには

 はい、行きます。落ち着いたら報告に行きたいと思うし、川村(隆史=元3軍コンディショニング担当)くんのところも、川根(康久=前球団査定担当)さんのところも、ちゃんとごあいさつに行きたいと思っています。

―7年前は藤井さんの墓前に意気込みを告げた。今回はどんな言葉を

 そうですね~。あいつが何よりも強いホークスを望んでいた選手の一人なんで、辞めたことに関しては怒られるかも知れないけど、またしっかり成長して、頑張るよという報告はしたいとは思っています。多少は僕のことも、よくやったと褒めてくれるかもしれないけど、行ってみてからいろいろ話をしたいと思います。

―若手への期待

 まだまだ良くなるところも、学べるところもあると思う。野球をやっている限り、これでいいというものはないと思うので。どんな成績を残しても常に成長してほしいと思います。諦めたらそこで終わりだと思うので。

 他の選手たちにも、たとえ今現在、力があると認めたとしても、自分も力をつければ抜けるんだと。自分も頑張ればあそこに行けると強い思いを持ってやることが、何より大事だと思いますので。諦めないで、苦しい練習、つらい練習に耐えて成長してほしいと思います。

―ファンへのメッセージ

 ファンの皆さま、7年間、私のことを支えていただき、声援を送っていただき、本当に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。僕自身は、僕の力があるとは思っていません。選手に支えられ、周りの人に支えられ、一番の心の支えはファンの皆さんでした。

 ファンの皆さんとともに勝てることが、勝って報告できることが僕にとって、ワクワクしながら皆さんの前に出て、報告できることが何よりもうれしく思い、それをいつもできるようにと自分の中で考えてきて、監督をしてきたつもりではいる。

 今年、こういう結果になったのも私自身の力が足りなかった。来年以降、強いチームをホークスがつくってくれるとも思っています。7年の間で、皆さんの思いを少しでもかなえられたなら、私自身は7年間やって、すごく幸せだったと思います。

 コロナでなかなかファンの皆さんとともにできなかった時期は、すごく僕ら自身も苦しい思いをしてきましたけど、ファンの皆さんのほうが、球場に来られないことで、テレビの前で、ラジオの前で、声援を送ってくれたことと思います。

 その期待に応えられなかったことは、本当に申し訳ないという風に思いますが、これから、ホークスは強くなっていくと思いますので、どうかホークスを支えていただき、選手たちに熱い思いを届けていただき、ファンとともにあるのがソフトバンクホークスだと思っていますので、これからもホークスをよろしくお願いいたします。7年間、支えていただき、ありがとうございました。

 (おわり)

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