「野村、水谷の打撃十分にチャンスがある」藤本新監督

西日本スポーツ 西口 憲一

 (冒頭あいさつ)

 今年はコロナ禍、主力の長期離脱というところで大変苦しい戦いが続いた1年だったと思う。来季はけが人をできるだけ少なくして、各選手の力をしっかり出せるように全力でサポートしたい。チーム一丸となってペナントレース優勝、日本一を目指して頑張りたい。

 -現在の心境は。

 すごく緊張している。野球人として、こんな光栄なことは自分には巡ってこないと思っていた。要請された時はすごく不安だった。家族とも相談して「光栄な話を頂いたんだから、思い切ってやってみたら」と言われ、引き受けさせていただいた。

 -工藤前監督と話は。

 おととい(27日)、電話で話をさせてもらった。「不安はあるけど、全力で頑張ります」と言ったら「博史だったらできる」と言われた。

 -今年のチーム状態をどう見ていたか。

 自分は2軍で筑後にいたので、グラシアルとか早く1軍に戻らないかなと思ったけど、最後まで戻らなかった。飛車角の飛車がなかった。その辺が大変だなと思った。

 -選手育成でのポリシーは。

 選手に寄り添うことが一番。悩んでいたら相談を受ける、意見を聞く。そういうように寄り添う形を取っていた。

 -選手とはどんな距離感を意識するか。

 1軍の監督は初めて。2、3軍の時はコーチのつもりで、できるだけ現場に出て打撃を見たり、守備を見たり、投球練習を見たりしていた。そういうのは続けたい。

 -ブレーク期待の選手は。

 野村、水谷の打撃がすごくよくなっている。十分にチャンスがある。

 -1982年の南海入団から40年後の来年、ホークスの指揮を執る。

 (40年は)短い。ずっと野球関係にいるので年を取ったのが早い感じがする。(以前の)映像を見たらだいぶスマートだった。

 -それだけ多くの経験をしてきた。

 もともと練習嫌いと言われていたが、練習した者が勝つということはコーチになって分かった。今は練習が嫌いな選手はあまりいないけど「もっともっとやらないといけないんだ」と伝えていきたい。

 -影響を受けた指導者は。

 現役時代のダイエーの打撃コーチで、二塁を守らせてくれた大田卓司さん。僕は一塁と三塁しか守れなかったが「できなかったら打席に立てないから守りなさい」と。二塁で100試合くらい出してもらった時が打撃の状態も一番よかった。

 -王会長の考え方で参考になっていることは。

 王会長が(ダイエーに)来られた時は、雲の上のもっと上の方が監督になるんだとすごく喜んだ。勝つことに熱心なところは感じた。その辺はすごく覚えている。

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