藤本監督が明かす「22年型打線」の構想 そのオーダーとは

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ソフトバンクの藤本博史監督(58)が自らの誕生日を迎えた8日、オンライン取材に応じて2022年型オーダーの構想を明かした。1番打者には出塁率を重視し、候補に中村晃の名前を挙げ、2番には右打者を入れてバランスを取る考えを示した。4番には外国人打者を据え、柳田、栗原でクリーンアップを組む構想だ。来季は藤本流打線でリーグ優勝、そして日本一を奪回する。

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 1軍監督として初めて迎えるバースデーよりも、来季の打線構想で頭はいっぱいだった。宮崎秋季キャンプ初の休日にオンライン取材対応した藤本監督がまず名前を口にしたのは中村晃だった。

 「1番は出塁率の高い選手を置きたい。足の速さはないけど、中村晃とかいいんじゃないか。作戦は組みやすくなる」。今季1番に起用されたのは8人。最多の51試合に出場した三森のほか、周東が37試合、牧原大が33試合で名を連ねた。3人の1番起用時の出塁率はいずれも3割未満。一方、今季の中村晃は打率2割4分5厘ながら、出塁率は規定打席到達者の中では柳田に次ぐチーム2位の3割4分4厘をマークした。

 また中村晃の「1番適性」の高さも見逃せない。2013年は1番で101試合に出場し、出塁率3割9分3厘。14年も99試合で3割8分8厘を記録。トータルでも1番では出塁率3割8分3厘と高い数字を残している。当時とは年齢もコンディションも異なるが、今秋はキャンプ完走も視野に入れて名誉挽回の来季を見据えるだけに、有力な候補の1人になる。

 「藤本色」が最も表れているのが2番打者への考え方だ。今キャンプが始まる前から右打者の起用にこだわりを見せており、5日には「2番甲斐」の構想を披露。この打順での経験値が高い今宮の起用案にも言及している。

 中軸に関しては、4番に外国人打者を据えたい考えだ。「核となるところに外国人がぽんと座ってくれたら。本当はグラシアルがけがさえ治れば一番使いやすい」と、来季の去就が不透明なキューバの主砲の名前を挙げる。その上で、「脇を固めるのが柳田や栗原であればいいかな」と、今季チームで本塁打、打点の「ワン・ツー」を占めた主軸2人でクリーンアップを固める構想だ。

 あくまで現時点での案であり、「横一線キャンプ」を強調するように若手野手にもチャンスはある。Bクラス4位からの逆襲を狙う来季に向け、新指揮官を悩ませる人材が出てくるか注目だ。(長浜幸治)

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