男子バレーの福岡ウイニングスピリッツ 来季から始まる3部リーグでの戦い

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 男子バレーボールの福岡ウイニングスピリッツが2022~23年シーズンからVリーグに参入する。元Vリーガーなどが加入する中、堺ブレイザーズでVプレミアリーグ時代にベスト6を受賞し、日本代表にも選出された横田一義(35)も現役復帰。来季から3部(V3)の戦いに臨む横田は豊富な経験でチームを最高峰の舞台に引き上げると誓った。

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 ハッスルプレーでVリーグを沸かせたミドルブロッカーが帰ってくる。来季からV3に参戦する福岡で現役復帰した横田が目指すは最高峰の舞台だ。「ここから一番上(1部=V1)に上がって結果を出すため、ひとつひとつ頑張っていく」と力を込めた。

 V1の堺一筋で9年プレー。ミドルブロッカーとしては決して長身でない195センチの体で躍動し、2012~13年シーズンにVプレミアリーグベスト6を受賞。11年にはワールドカップ(W杯)代表に選出された。

 父の忠義さんはミュンヘン五輪代表の主力として金メダルを獲得した名選手。それだけに高校時代までは周囲の期待の言葉が嫌でプレッシャーだったという。

 そんな父が目標に変わり始めたのは大商大時代の先輩の一言だった。「それをはね返せるだけの力はあるよ。有名になればいい」という言葉が前向きにさせた。さらにVリーグや日本代表でより高いレベルで戦うようになり「世界のでかさを見たときにすごさが分かった」。コートに立つことを覚悟した今、再び父が目標になった。

 今年の夏に現役復帰。引退後に福岡県内で仕事をしていたところ、福岡の上竹原聖子代表の熱意にほだされて復帰を決めた。「僕が今からコートに立って貢献するというのもあるけれど、それよりもこれからは若い世代に還元するのが最大の貢献の仕方。(堺で)Vにいたときとは違うやり方なのかな」。生まれたばかりのチームをV1へ導く覚悟を示した。(鬼塚淳乃介)

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