センバツ切符引き寄せた467球 大島のエース大野稼頭央が3戦連続完投、球数上限で次戦は33球限定

西日本スポーツ

 ◆高校野球秋季九州大会 準々決勝 大島3-0興南(9日、平和リース球場)

 南の島の鉄腕が初の九州大会4強に導いた。大島の最速146キロ左腕、大野が強打の興南を6安打完封。今大会3試合全てで完投し、計467球を投げ抜いたエースは勝利の瞬間、「ホッとしたのとうれしさが一気に出て」と涙した。

 持ち味の140キロ超の速球で押さず、「柔」で攻めた。90キロ台のカーブと130キロ台の直球との緩急で翻弄(ほんろう)。「8割の力で野手に打たせて取る投球をしました」と球数を減らすため三振は狙わなかった。バットでも3回に自らの適時打で先制点を挙げた。

 2014年に大島が21世紀枠で聖地に立った試合は、同校野球部OBの父とアルプススタンドで観戦。「かっこよかった。自分もここでやりたいと思った」。高校進学時は県内の強豪からも声がかかったが、仲間にも誘われて島から甲子園を目指すと決めた。

 1週間の上限500球があるため、次戦は33球しか投げられない。「みんなに助けてもらったから、今度は自分が助けたい」と打撃での貢献も思い描き、初の決勝進出を狙う。

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