ゲーリー・プレーヤーからの挑戦状 西日本CC(福岡県直方市)

西日本スポーツ 松田 達也

 ゴルフ界には「ビッグスリー」と呼ばれるレジェンドがいる。アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、そして福岡県直方市の西日本カントリークラブ(CC)を設計したゲーリー・プレーヤーだ。海外メジャー通算9勝の経験と英知が詰まった名コースは、「南アフリカの黒豹(くろひょう)」と称された名選手からの挑戦状でもある。(松田達也)

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 どこまでも見渡せるような景色が気持ちいい。各ホールのティーショットを打つ前、そんな気分にさせてくれるのは西日本CCの特徴かもしれない。コースは全体的にフラットで、アップダウンが少ない。

17番ホールのティーショット

 撮影スポットに推薦してもらったのは、417ヤードのミドルホールの14番だ。正面にグリーンが見えており、あとは正確なショットを打つだけ。私は順調にグリーンまで進みながら、痛恨の3パットをたたき、力不足を痛感する結果となった…。

 ゲーリー・プレーヤーが設計したレイアウトには、時代に沿った改革も進めているという。フェアウエーには緩やかな傾斜もあり、微妙なつま先下がりのライが待ち受けていたりもする。ショートコースは谷越え、池越えなど変化に富み、戦略性の点でも楽しめる。

 コース全体から感じるのは爽快感。運営グループの赤城寛丈課長は、理由の一つに景観の向上を挙げる。1975年の開場から時間がたち、古くなった樹木の伐採などを進めた。風通しが良くなったこともプレーの気持ちよさにつながり、来場者に好評だという。

ゲーリー・プレーヤー(共同)

 「やはりコースが商品ですから。“リンクス”とまでは言えないかもしれませんが、いい状態を保ちたい」と赤城課長。本場英国のような雰囲気の一端を、九州でも感じられるのはうれしい。

西日本カントリークラブの㊧レストラン㊨テラス席

 7月にはクラブハウスやレストランも全面的に改装。白と黒を基調とした全体的な統一感が落ち着いた雰囲気を醸し出す。そのほか駐車場やテラス席、ロビー、ラウンジもシックにまとめ、売店ではワインの販売も行う。全面的なリニューアルによる好印象は、隅々まで行き届いている。

 2019年には九州オープンも開催された。名匠の設計を分析できる読みと技術を磨き、またこの地を訪れたい。

 ◆概要 開場は1975年。設計・監修はゲーリー・プレーヤー。アウト3407ヤード。イン3438ヤード。

 ◆所在地 福岡県直方市中泉池代1356の2

 ◆アクセス 福岡方面からは、九州自動車道の八幡インターチェンジ(IC)から飯塚方面へ。北九州方面からは、北九州都市高速道路の金剛出口から飯塚方面へ。

 ◆問い合わせ 0949(23)1121

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