決勝も「80-0」東福岡が失点ゼロで県大会突破、春冬全国連覇に挑戦

西日本スポーツ 前田 泰子

 第101回全国高校ラグビー大会(12月27日開幕、大阪・花園ラグビー場)の福岡県大会決勝が20日、春日公園球技場で行われ、東福岡が修猷館を80ー0で破り、22大会連続32度目の出場を決めた。前半9分にSO楢本幹志朗(3年)が先制トライを決めるなど計12トライを挙げ、県大会4試合すべて完封と攻守で圧倒的な強さを見せつけた。春の全国高校選抜大会を制した東福岡は2016年度以来の花園制覇を目指す。

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 必死に食い下がろうとする修猷館に横綱の力を見せつけた。試合開始当初は相手の気迫に受け気味になった東福岡だったが、前半9分に楢本が先制トライを挙げると、そこから個人技や組織力などさまざまなトライを積み重ねた。「序盤は緊張もあってうまくいかなかったが、途中から自分たちのペースを取り戻せた」と八尋主将は反省とともに手応えも口にした。

 決勝だけでなく、福岡県大会は初戦から4試合連続で完封。1点も失うことがなかった鉄壁のディフェンスの秘密はブレークダウン(タックル後のボール争奪戦)の強さだ。「毎日、練習をしてきた。ただぶつかるだけではなく、いろいろなテクニックを練習しました。それが県大会で出たと思う」と楢本は無失点の優勝を何より喜ぶ。

 昨年度の花園は4年連続のベスト4に終わった。全国制覇を目指してスタートしたチームは春の高校選抜大会で桐蔭学園(神奈川)を破って優勝。夏の菅平合宿でも桐蔭学園との再戦を制し、東海大仰星(大阪)、常翔学園(同)など全国の強豪に無敗で「春冬連覇」の挑戦権を手にした。「まじめに最後までやりきる選手が多い。細かいところまで一生懸命やってくれる」と藤田雄一郎監督は練習への姿勢を高く評価する。

 16年度以来となる花園の頂点へ。「目指すのは優勝だけ。選抜で優勝したので、花園でも優勝しないといけないと思っています」。八尋主将の言葉が全員の思いだ。(前田泰子)

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