上野由岐子が準決勝と50分後の決勝でともに勝利投手 ビックカメラ高崎がソフト全日本総合3年ぶりV

西日本スポーツ 末継 智章

 ソフトボールの全日本総合女子選手権は最終日の21日、栃木県大田原市の美原公園で決勝があり、ビックカメラ高崎が4-1で豊田自動織機を破って3年ぶりに制した。

東京五輪金メダルのエース上野由岐子(39)=福岡市出身=が午前中の準決勝に続いて救援登板し、無失点で2試合とも勝利投手に。「濃い1年だったけど、無事に終わって良かった」と今季最後の公式戦を笑顔で締めくくった。

 五輪で4試合に先発した鉄腕ぶりは健在だった。デンソーとの準決勝は初回2死満塁で登板。直後に内野安打で先制点を献上したものの、2回以降は1安打しか許さず逆転勝ちを呼び込んだ。約50分後に始まった決勝でも2点リードの4回途中から打者10人に対して一人も出塁させない完璧なリリーフ。2試合で計138球の力投も「いつも使っているボールより軽かった分、疲労はなかった」と平然としていた。

 現チームでは3度目の優勝で、前身時代を含めると18度目の頂点。日本リーグとの2冠は12年ぶりだ。「打線も含めてチーム力がずばぬけていた」と味方に頼もしさを感じたベテランは「来年は育成に力を入れたい。投手陣が完投できるように」と、手本を示しながらポスト上野をつくりあげていく。(末継智章)

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