迫田さおり、江畑幸子との“コンビバレー”で子どもたちと交流

西日本スポーツ 西口 憲一

 バレーボール女子元日本代表で2012年ロンドン五輪銅メダリストの迫田さおりさん(33)=鹿児島市出身=が20日、大分県豊後高田市内で開かれたバレーボール教室の講師を務め、約40人の小学生と笑顔で触れ合った。

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 スポーツを頑張る子どもたちに夢を与えようと同市が企画した教室にはロンドン五輪のチームメートで同じアタッカーとして活躍し、今年3月に現役を引退した江畑幸子さん(32)も参加した。メダリスト2人による豪華な共演に会場の高田中体育館は初冬にもかかわらず、熱気に包まれた。

 迫田さんが同市で指導するのは19年以来、2年ぶり。コロナ禍の昨年は足を運べず、今回の触れ合いを楽しみにしていた。「今日は私のことを『(愛称の)リオさん!』と呼んでもらえたらうれしいな」と優しく語り掛けて子どもたちの緊張を解くと、飽きさせないようにボールを使って遊び感覚で手軽に取り組める運動を紹介。オーバーハンドパスの練習ではトスを上げる時の手の形を「(三角)おにぎりを作るんだよ」と実演を交えて分かりやすく説明した。

 昨季までVリーグのPFUでプレーした江畑さんにとって、ユニホームを脱いでからは初めてのバレー教室となった。レシーブ練習では、自らスパイクを打つだけでなく、うまくボールを上げた子どもに「ナイスレシーブ!」と自信を持たせるひと言を必ず添えた。

 現役時代のプレーから「つながり」を特に大切にしてきた迫田さんは、バレーの魅力を「ボールを通して人と人の想(おも)いをつなぐすてきなスポーツ」と表現する。子どもたちの生き生きとした表情を目に焼き付け、逆にエネルギーをチャージした様子。秋田市出身の江畑さんも「また九州に来たいです」と、瞳を名前のような「幸せ色」に輝かせた。コートを離れて初めて実現した2人の“コンビバレー”は大成功。今後の普及活動にも熱が入りそうだ。(西口憲一)

 ◆講師派遣の受け付け バレーボール女子元日本代表の迫田さおりさん、江畑幸子さんらが所属するスポーツビズ(東京都)では、バレーボールをはじめアスリートやスポーツ文化人による各種スポーツ教室の講師派遣を随時受け付けている。問い合わせなどは、同社公式ホームページの応募フォームから。電話=03(5537)8460でも受け付ける。

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