九産大があわや完全試合の零封負け 大学初先発の国学院大2年生左腕打ちあぐね「全国で勝つには打力を向上させないと」

西日本スポーツ

 ◆明治神宮大会大学の部準々決勝 国学院大4-0九産大(23日、神宮)

 今大会初戦の九産大(九州)が、国学院大(東都)の先発、武内夏暉(2年・八幡南)の前に8回2死まで一人も走者を出せず、あわや完全試合の零封負けを喫した。

 大記録を阻止するのが精いっぱいだった。走者を一人も出せないまま迎えた8回2死。福森(4年・北九州)は「どんな形でもいい。バットに当てて安打になれば」と外角スライダーに食らいつくと、左前への安打となった。しかし得点にはつながらず、大学初先発の国学院大左腕、武内に3安打完封負け。大久保監督は「完璧な投球をされた」と脱帽した。

 武内に関して福岡・八幡南高時代の情報はなく、東都大学リーグでデビューした今秋の投球をもとに情報は収集していた。しかしリーグ戦では中継ぎ専門だっただけに大久保監督は「先発でくるとは」と驚きを隠せなかったという。想定以上の制球力に加え、手元で伸びる球に凡打の山を築いてしまった。

 先発の渡辺(3年・北九州)がほぼ毎回走者を出しながらも、ツーシームとスプリットの中間にあたる決め球の「スプリーム」を駆使して7回1失点に抑えていた。今年の春と秋の福岡六大学リーグで無敗を誇るエースの好投に、打線が応えられなかった。

 九産大が明治神宮大会で勝ったのはベスト4入りした2010年大会が最後。当時準々決勝で破った国学院大にリベンジされた。充実した投手陣を抱えながら、打力不足で敗れるのが近年の課題。大久保監督は「全国で勝つには打力をもう少し向上させないと厳しいとあらためて感じさせられた」と痛感していた。

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