退任発表の大分・片野坂監督がこらえきれず涙「責任持って」残るリーグ戦1試合と天皇杯へ

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 ◆明治安田生命J1 第37節 大分2-0横浜FC(27日、昭和電工ドーム大分)

 J2降格が決まっていてもめげることなくトリニータらしいサッカーで意地を見せた。同じくJ2降格が決まっている横浜FCから前半に2得点。無失点で守りきってホーム最終戦を勝利で締めくくった。

 前半8分、野村のパスに町田が走り込んで合わせて幸先よく先制。猛攻を続け、前半27分には野村の積極的なクロスが相手のオウンゴールを誘発して試合を決定づけた。

 この試合前日には6年間指揮し、J3からJ1まで引き上げた片野坂監督の退任が発表された。片野坂監督は試合後に行われたセレモニーのあいさつで涙をこらえることができず言葉に詰まった。「このような形でトリニータを離れるのは私自身も悔しいですし申し訳なく思っています」と頭を深々と下げた。そして「幸せな6年間でした。またいつかこのピッチに帰ってこられたら」。Jリーグで初めて指揮を執った大分への感謝も口にした。

 残すはリーグ戦最終節と、クラブ初の準決勝進出を決めている天皇杯。「責任を持って全力でトリニータのために頑張りたい」。指揮官は九州勢唯一の4強に進出した12月12日の天皇杯川崎戦を見据え、歴史を変えるべく最後までタクトを振る。(鬼塚淳乃介)

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