悲願の昇格決定お預け ドローでOKも痛恨黒星…J3熊本は最終戦に望み「あと1試合チャンスある」

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 J3のロアッソ熊本はアウェーでテゲバジャーロ宮崎に0-1で敗れ、J2昇格がシーズン最終戦に持ち越しとなった。後半39分に先制点を許し、4試合ぶりの黒星を喫した。J2ライセンスを持たない宮崎は全日程を終え、勝ち点53で首位に浮上。同51の熊本は3位に後退し、12月5日のホーム岐阜戦で4年ぶりのJ2復帰を目指す。

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 雄たけびを上げる宮崎の選手と対照的に熊本イレブンは天を仰いだ。引き分け以上でもJ2昇格が決まる状況で後半39分に決勝点を許し、痛恨の黒星を喫した。大木監督は「たくさんのサポーターが来てくれた。報いることができず残念」と悔しがった。

 昇格を信じる約750人のサポーターが熊本から駆け付け、ゴール裏やスタンドを真っ赤に染めた。高まる期待に押されるように、序盤から試合を優位に進めながら、リーグ参入1年目で驚異的な躍進を見せる宮崎のしぶとさに屈した。

 ここまで全試合に出場し、中盤をまとめる主将の河原は「自分たちのやりたいことがしっかりできた。全体的に見たらいい内容だった」と前向きに振り返った。9本のシュートを得点に結び付けられなかったことで、勝利に届かなかった。

 ここまでリーグ最少の20失点という堅守が武器ながら、直近5試合で1勝2分け2敗と足踏みが続く。ライバルの岩手が勝利して勝ち点52に伸ばしたため、順位も3位に後退。最終戦を前に、昇格圏から滑り落ちた。

 宮崎が全日程を終えたため、最終戦は勝利すれば無条件で昇格となる。河原は「あと1試合チャンスがある。いつも通り勝てるように準備したい」と気を引き締めた。地元で迎える“リベンジ”の大一番で、歓喜の瞬間を迎える決意だ。(鬼塚淳乃介)

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