今宮、新選手会長就任へ 心機一転の13年目、キャプテン柳田とタッグ

西日本スポーツ

 ソフトバンクの今宮健太内野手(30)が新選手会長に就任することが29日、分かった。2019年オフから選手会長を務め、今季限りで2年の任期を終える中村晃外野手(32)の後任として今オフの選手会納会で正式承認される見込み。これまでもリーダーシップを発揮してきた「内野の要」はプロ13年目を迎える来季へ、心機一転で巻き返しを誓う。

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 2015年オフから副選手会長を6年間務めてきた今宮が「昇進」の見通しだ。球団がソフトバンクとなった05年以降、9人目の選手会長となる。来季はチームで4年ぶりにキャプテンを任される柳田とともに、先頭に立って選手を引っ張ることになる。

 もともと責任感の強い男だ。これまでも「ショートというのはリーダーシップを求められるポジション」と内野の要としての自覚を何度も強調。自主トレでも周東や川瀬といった後輩に対し、熱心に助言を送ってきた。

 だからこそ、自身の成績には悔しさが募るばかりだ。今季は序盤から両ふくらはぎの状態が万全でない中で、休養を挟みながらも125試合に出場したが、打率はレギュラー獲得後ではワーストの2割1分4厘。規定打席にも4年連続で届かなかった。10月には左脛骨(けいこつ)の骨挫傷で戦線を離脱。リハビリを重ねたが、シーズン中の復帰はかなわなかった。

 藤本監督は就任後、柳田、栗原、甲斐の3人以外は「レギュラー白紙」の姿勢を示した。来春のキャンプは牧原大をはじめ、多くのライバルとの競争となるが、「当たり前だと思う。一年、一年が勝負だなと毎年思っている」と現状を受け止める。今オフはウエートトレーニングに重点を置き、来季は14年以来、8年ぶりとなる全試合出場を目標に掲げる。

 選手会長は球団の中心人物が担ってきた重責だ。今季は8年ぶりのBクラスに沈み、チームはまさに転換期を迎えているだけに、新時代のホークスを占う上で今宮が果たすべき役割は大きい。力強いリーダーシップを発揮するためには自身の成績も重要になる。来季こそ内野の中心にどっしりと座り、近年の鬱憤(うっぷん)を晴らしてみせる。

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