ソフトバンク、MLB109発の両打ち遊撃手・ガルビス獲得へ マー君が米初被弾

西日本スポーツ

 ソフトバンクが米大リーグ通算109発、966安打のフレディ・ガルビス内野手(32)の獲得に動いていることが1日、分かった。遊撃と二塁を守れるスイッチヒッターで今季オリオールズとフィリーズで計104試合に出場。二遊間はいずれも藤本監督が競争をあおっている重点ポジションであり、両打ちであることも補強ポイントに合致した。米大リーグの実力者に照準を定め、日本一奪回への足固めを進めていく。

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 新たな船出を切った藤本ホークスは、内野手の強化にも抜かりなく手を入れていた。ターゲットに定めたのは、フィリーズをFAとなった二遊間が守れるスイッチヒッターのベネズエラ人、ガルビスだ。

 実績は申し分ない。2012年にフィリーズでメジャーデビューすると、15年には遊撃手としてレギュラーをつかみ、ゴールドグラブ賞にノミネートされた。17年とパドレスに移籍した18年にはシーズン全162試合に出場するなど心身のタフさも兼ね備えている。

 打撃では通算966安打を放ち、109本塁打をマーク。13年には世界最速169キロ左腕のチャプマン(現ヤンキース)からサヨナラ本塁打を放った勝負強さもあり、14年のオープン戦ではヤンキース1年目の田中将(現楽天)にメジャー初の洗礼となる一発を浴びせたこともある。

 チームにとっても補強ポイントに合致する。今季は不動の遊撃手だった今宮と二塁のレギュラー候補だった周東が、そろって不振と故障に見舞われた。就任後、右打者の必要性を訴える藤本監督にとっては両打ちも“歓迎”で、競争をあおる重点ポジションをいずれも苦にしない守備力も魅力で、起用の幅が広がりそうだ。

 今オフの外国人選手の去就は、最大の懸念だったモイネロが残留する運びとなり、中軸候補のグラシアルとも残留交渉が続けられている。頼もしい投打の軸に加え、内野にも鍵となり得るピースが加われば競争力は高まり、必然とチーム力アップも見込める。

 交渉は最終局面を迎えているとみられるが、新型コロナウイルスの新たな変異株に対しての水際対策が強化されており、交渉に影響が及ぶ懸念もある。ただ、世代交代を進めながら覇権奪回に動きだしたチームに、実績十分のメジャーリーガーが新たな風を吹き込むその時は着実に近づいている。

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