甲斐が12球団最多得票 パ・リーグでは2年連続最多

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ソフトバンクの甲斐拓也捕手(29)が2日、パ・リーグの捕手部門で5年連続5度目のゴールデングラブ(GG)賞を受賞した。捕手の連続受賞は、ダイエー・ソフトバンクの城島健司(現ソフトバンク球団会長付特別アドバイザー)の7年(1999~2005年)が最長で、甲斐は4年連続で並んでいた古田敦也(ヤクルト)伊東勤(西武)大矢明彦(ヤクルト)を抜き、歴代単独2位だ。

 「今年も受賞できてとても光栄。プロに入団して一番守備にこだわってきた選手にとってはこれ以上ない賞なので、5年連続の受賞は素直にうれしい」。希代の名捕手超えを果たした甲斐は、喜びをあらわにした。有効投票数273票のうち254票を獲得。12球団最多、パ・リーグに限れば2年連続の最多得票を集め「得票率」は93%と他の候補を圧倒した。

 予告通りの「復肩」が受賞の大きな要因となった。今季の盗塁阻止率4割5分2厘は3年ぶりのリーグ1位で、両リーグでもトップだった。「今までは気にしていなかったけど、(球界で)一番の捕手になるため、そこも求めてやっていきたい」と、シーズン前から盗塁阻止率の「王座奪還」を宣言。代名詞の「甲斐キャノン」を何度も発動させてきた。

 東京五輪では扇の要として日本代表の金メダル獲得に大きく貢献したが、チームが8年ぶりのBクラスに沈んだことに悔しさも募った。「来季も(GG)賞に恥じないよう、日々精進していきたい」。球史にまた一つ名を刻んだ29歳が、実直に捕手道を突き進む。(長浜幸治)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ