グラ4番、柳田と栗原でサンドイッチ 藤本監督、理想の中軸構想実現へ

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 藤本ホークスに朗報-。ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(36)の残留が決定的になった。球団との残留交渉が大詰めを迎えていた打の柱について、一部の海外メディアが残留する可能性が高いことを報じた。藤本監督が4番の筆頭候補に挙げるグラシアルに加え、日本通算170本塁打の実績を持つアルフレド・デスパイネ外野手(35)についても残留の見込みと報じられた。

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 日本一奪還へ、強力な追い風だ。残留交渉中だったグラシアルが来季もソフトバンクのユニホームに袖を通すことが決定的となった。交渉は残留の方向で進んでいたが、一部の海外メディアが3日(日本時間)、契約の最終調整に入っていることを報じた。

 この動きに藤本監督は「ありがたいですよね」と大歓迎。4番に外国人を据える構想を明かしており、「本当はグラシアルがけがさえ治れば一番使いやすい」と語っていた。改めて「柳田と栗原を4番の前後で打たせたい。3、4、5番を固定するのが僕の理想」と4番の筆頭候補に挙げた。

 グラシアルは5月上旬の試合中に右手薬指の剥離骨折と、中指と薬指の側副靱帯(じんたい)を損傷。今季終了まで戦列復帰はできなかった。来日4年目で最少の出場37試合にとどまり、5本塁打、15打点に終わった。

 だが、来日した2018年以降、通算263試合で52本塁打、148打点、打率3割。19年の日本シリーズでは最高殊勲選手賞に輝くなど、長打力と勝負強さを兼ね備えている。故障さえ癒えれば貴重な戦力となるのは間違いないだけに、藤本監督も「指の方はこれだけ日数がたっていたら、ほぼ(プレーが)できるのではないか。楽しみはある」と期待を寄せた。

 また同じキューバ出身のデスパイネも残留の見込みだと海外メディアに報じられた。今季は80試合で10本塁打、41打点に終わったものの、ここまで通算170発の長距離砲。今季は得点力に泣いたチーム事情もあるだけに、藤本監督は「今年は悪かったけど、普通にやればもう少しできると思う」と復活を信じている。日本通算計222発の助っ人コンビが新生ホークスの打の屋台骨を支える。(伊藤瀬里加)

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