ホンダ熊本18年ぶり4強! 稲垣翔太、古寺宏輝の連続アーチで東邦ガス下す

西日本スポーツ 山田 孝人

 都市対抗野球大会は6日、東京ドームで準々決勝があり、ホンダ熊本(大津町)が2-1で東邦ガス(名古屋市)に競り勝ち、2003年以来、18年ぶりとなる4強入りを決めた。九州勢の4強進出は10年のJR九州以来。4回に3番の稲垣翔太内野手(28)が今大会2号の先制ソロを放ち、続く4番の古寺宏輝内野手(23)もアーチで続いた。投手陣も6投手の継投で踏ん張り、3戦連続の1点差試合を制した。

 ホンダ熊本の強力打線が、一発攻勢で大きな白星をつかみ取った。2003年以来、18年ぶりの4強入り。歓喜の輪の中で、勝利をもたらしたベテランと若手の2人が、ひときわ輝く笑顔でガッツポーズをつくった。

 4回だ。先頭の10年目の稲垣が外寄りの143キロの真っすぐを捉えた。逆らわずにはじき返した打球は左翼席に着弾。「入ってくれて良かった」。まな娘の誕生日でもあったこの日。試合前に約束していたというアーチは今大会自身2号となる値千金の先制ソロだ。

 JR東日本(東京都)との初戦では巨人からドラフト2位指名された好左腕の山田から一発。またも左投手から快音を響かせたが「ヒーローを持っていかれた感じがした。でも打ってくれて良かった」。そう言って笑ったのは、自身の快音の直後だった。

 1年目の若き4番、古寺が続く。144キロの真っすぐをたたき、右翼席へ。都市対抗では自身初の本塁打で貴重な追加点を奪い「稲垣さんが本塁打を打ったので僕も続こうと思った」と初々しい笑みを浮かべた。

 中軸を張る2人の連続本塁打は公式戦では初。渡辺監督も「いい仕事をしてくれた」とうなずく。投げては主に救援だった福田が先発して4回を無失点。計6投手の継投で3試合連続の1点差勝ちだ。渡辺監督は「昨年(8強)を超えようというのが合言葉になっていた。全員がまとまって次も」。ベテランも若手も、投打もかみ合うチームが目指すのは初の頂点だ。(山田孝人)

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