150万円増ソフトバンク尾形、40ホールド目指しマラソン大迫傑氏支えたトレーナーの下へ

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ソフトバンクの尾形崇斗投手(22)が6日、東京五輪男子マラソンで6位入賞した大迫傑氏(30)が師事したトレーナーの下で今オフの自主トレを行うことを明かした。この日はペイペイドームで契約更改に臨み、150万円増の年俸750万円でサイン。5年目を迎える来季に向け、育成同期のリチャード内野手(22)に負けぬ活躍を誓った。(金額は推定)

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 来季5年目の尾形にとって3年来の「片思い」が結実した。その相手は東京五輪男子マラソンで6位入賞した大迫傑氏や、同五輪の陸上男子100メートルに出場した小池祐貴らの体を支えてきた五味宏生トレーナーだ。3年前に五味トレーナーのトレーニング動画を見た時から「一目ぼれ」した。

 「ずっとやりたかったトレーニング。それからずっと動画を見させてもらっている。憧れですね」。面識はなかったものの先月、インスタグラムのダイレクトメッセージ機能を使って直接ラブコール。情熱的なアタックが実り、来年1月に東京で自主トレをともにすることが決まった。

 弟子入りの狙いは、自らの体を思いのままに動かす力を手に入れることだ。「自分の体をイメージ通りに動かすのが下手なので。(五味トレーナーは)体を動かしたときに、どうなっているかを指摘する能力にたけている方。投球フォームにも生かせると思う」。最速153キロの真っすぐや変化球の質向上にもつなげたい考えだ。

 今季は8試合に登板して防御率0・87と、少ないチャンスでも結果は残した。来季は「1年間1軍にいて、7回を投げられる投手になりたい」と目標を掲げる。2018年に入団した育成同期のリチャードは今季1軍デビューを果たし、34試合で7本塁打とインパクトを残した。今季年俸は尾形が600万円、リチャードが660万円と大差なかったが、リチャードは4日の契約更改で500万円増の大幅アップをつかんだ。

 「すごいっすね。負けたくない気持ちはもちろんある」。リチャードが来季の目標に40本塁打を掲げたのに対し、「僕は40ホールドで。そこは強い気持ちでいかないと」と対抗心をむき出しにした。そのためにはまず来春の宮崎キャンプでのアピールが重要となる。「大迫トレ」でレベルアップを図り、来季に向けてスタートダッシュを決める。(長浜幸治)

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