高橋純2年連続ダウンに覚悟「結果出さないと生き残れない」

西日本スポーツ

 ソフトバンクの高橋純平投手(24)がペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円減の年俸2700万円でサインした。6年目の今季は故障もあり登板は10試合。2年連続の減俸となり、背水の覚悟で臨む来季は自己最多だった2019年の45試合を超える登板数を目標に掲げた。

 3球団競合の末にドラフト1位入団した右腕も、来季で7年目を迎える。登板なしに終わった昨季の巻き返しへ狙った今季も、登板10試合。「若手と一緒に将来性を見据えてという立場ではなくなる。抑えて結果を出してなんぼ。出さないと生き残っていけない」。2年連続のダウン更改に、強い危機感をにじませた。

 今季は自身初の開幕1軍入りを果たし、10試合で1勝1敗2ホールド、防御率0・00と好スタートを切った。だが勝利の方程式入りも見えてきた5月に、右手を骨折して離脱。以降1軍再昇格はならなかった。「けがからの復帰後は今まで経験したことがない、捕手が捕れないような引っ掛ける球が出た」。投球スタイルも模索が続き「苦しい後半戦だった」と振り返る。

 来季は「19年の45試合以上を目標にやりたい」と、キャリアハイの登板数をノルマに設定する。「まずは1イニングだけでも0で抑えて、その試合に貢献しないといけない」。結果を積み重ね信頼を勝ち取っていく。今秋キャンプでは和田のグラブの使い方を参考にするなどして精力的に投げ込み、手応えをつかみつつある。今オフは「いろんな人がいると思うので勉強しながら取り組んでいきたい」と、タマスタ筑後を拠点に自主トレを行う。

 15年ドラフト会議で3球団競合の末、就任1年目だった工藤前監督が高橋純を引き当てた。「技術的に言われたことはたくさんあり、引き出しになっている。活躍している姿を見せて恩返しできるように」。恩師が現役時代に背負った「47」を継承する右腕が、必ず巻き返す覚悟だ。(伊藤瀬里加)(金額は推定)

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