丸野「100点ターン」でV BBCトーナメント 【鳴門】

西日本スポーツ

 鳴門ボート(徳島県鳴門市)のプレミアムG1「第3回ボートレースバトルチャンピオントーナメント」は7日、最終日の12Rで決勝戦が行われ、3号艇の丸野一樹(30)=滋賀=が3コースからコンマ11のSでまくり差しを決め、3月・若松68周年以来となるG1通算5回目の優勝を飾った。賞金1100万円を獲得して、同ランクはレース前の11位から9位へと順位を上げた。2着は道中で峰竜太に競り勝った瓜生正義、3着には峰が入った。

■ヒーロー

 丸野一樹が住之江での頂上決戦を前に、最高の結果を残した。進入は誰も動きを見せず123/456の枠なり3対3。4Rから1号艇が8連勝中と圧倒的にイン有利な状況下でやってみせた。インの瓜生正義がコンマ09の好Sを決めて先マイ態勢に持ち込み勝負あったかと思われたが、そこに飛び込んできたのが赤いカポック。1M鋭いまくり差しハンドルを繰り出すと、BSでは瓜生と並走、2M先マイを果たして瓜生を突き放し、今年G1 3V、通算G1 5V目を挙げた。

 「初日にラッキーもあったけど、1着が取れて流れがきた。久しぶりにターンが気持ち良くできる仕上がりでした。1Mは100点のターンができました」と会心の勝利に笑顔がこぼれた。

 丸野にとって今年は苦難と躍進の両面を持っていた。1月の尼崎G1 68周年を制すると、3月の若松G1 68周年もVと今年序盤の艇界を引っ張った。だが好事魔多し。SGで初めてドリーム戦に出場予定だった7月の芦屋オーシャンカップでは初日の試運転中に転覆し、左手骨折の重傷。だが、丸野は諦めない。8月の蒲郡メモリアルでは約1カ月での復帰を果たし、SG初優出(5)。賞金を積み重ね、初のグランプリへとこぎ着けた。

 「グランプリに出場することを年頭に決めて、やっと戦えます。けがをしたからこそ人間的にも精神的にも強くなれたと思う。この流れのままグランプリに行って存在感、結果を出せるように戦っていきたい」。若きグランプリ戦士が初の晴れ舞台で大暴れを期す。 (岡部貴礼)

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 ◆丸野一樹(まるの・かずき) 1991(平成3)年8月5日生まれの30歳。京都市出身。京都府立桃山高卒。109期、滋賀支部所属で2011年11月、びわこでデビューし初出走で勝利した。16年5月、三国で初優勝。SGは19年チャレンジカップ(桐生)で初出場。21年メモリアル(蒲郡)で初優出(5)。バトルチャンピオントーナメントは初優勝。同期に永井彪也、大上卓人、島村隆幸、後藤隼之、水野望美、片橋幸貴、楠原翔太ら。G1 5Vを含む通算優勝は19回。165センチ、52キロ、A型。

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