柔道個人戦全国デビューが皇后杯 強豪敬愛出身の大学1年生

西日本スポーツ 末継 智章

 25日に東京・講道館で行われる体重無差別の全日本女子柔道選手権(皇后杯)に福岡・敬愛高出身の7選手が出場する。出身高校別では最多で、個人戦では今回が全国大会デビュー戦の高瀬凛(東亜大1年)は「講道館に行くのも初めてで信じられない。とにかく粘りたい」と無欲で挑む。

 福岡県添田町出身の高瀬は山田中(嘉麻市)の先輩を追って強豪の敬愛高へ。2年生だった2019年に57キロ級から70キロ級へ階級を上げると持ち味の力強さを生かし、秋の九州新人大会で2位に入った。しかし同年の金鷲旗準優勝メンバーが多く残る団体戦ではレギュラーをつかめず、3年時はコロナ禍で公式戦が全て中止になった。

 それでも「将来柔道を教えたい」と大学でも畳に上がり続けた。組み手を鍛え直して得意の大内刈りがかかるようになり、11月7日の中国地区柔道選手権で準優勝して皇后杯の切符を獲得。福岡・嘉穂高出身で東亜大柔道部師範の保坂慶蔵氏は「地道な努力が実を結んだ」と目を細めた。

 福岡県の筑豊地区柔道協会の小茂田敦会長は「地元出身で皇后杯に出た選手は初めてではないか」と話す。「今が一番柔道が好き」と奥深さを知りつつある身長160センチと小柄な18歳が、体重無差別の闘いで貴重な経験を積む。(末継智章)

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