ソフトバンクは交渉解禁の9日にもオファー 中日からFAの又吉争奪戦

西日本スポーツ

 フリーエージェント(FA)選手が公示された8日、ソフトバンクの三笠杉彦ゼネラルマネジャー(GM)が中日の又吉克樹投手(31)の獲得に乗り出すことを宣言した。「ホークスに来てもらえるように、積極的に動きたいと思います」と明言した。

 ソフトバンクがFA戦線に参戦するのは、浅村(西武→楽天)、西勇(オリックス→阪神)の「ダブル獲り」を狙った2018年オフ以来3年ぶり。「いつ会うとか、道中の話は非公開」。明言こそ避けたが、交渉解禁となる9日にも接触する可能性は高い。

 中日は3年総額4・5億円以上の残留オファーをしているとみられ、DeNAなども興味を示している。争奪戦の様相を呈しているが「来てもらいたいと思うからには、そういうところはちゃんとしたい」と他球団を上回る好待遇で応戦する用意を整えている。

 通算400試合に登板しているサイドスロー右腕は、沖縄出身で独立リーグ・四国IL香川を経てプロ入り。独立リーグ出身選手として初の権利行使者となった。「多様な人材を集めて強いチームをつくる中、苦労を経た経験を持つ選手という意味でも、中継ぎという意味でも貴重」。経験豊富な右腕の必要性を、三笠GMは説いた。

 今季はクローザーの森、セットアッパーのモイネロの長期離脱が響いたこともあり、1点差ゲームで8勝19敗と苦しみ、8年ぶりのBクラスに沈んだ要因の一つとなった。中継ぎ強化は喫緊の課題の一つ。「いろんな人材が来て、日本一へ強くなるため切磋琢磨(せっさたくま)する組織をつくりたい」。覇権奪回を目指すホークスが、今オフ唯一、FA市場に出るタフネス右腕にロックオンした。

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