今宮が11年ぶりの原点回帰 遊撃のレギュラー再奪取へ「自分のことだけを考えて」

西日本スポーツ 長浜 幸治

 「チーム今宮」解散!! ソフトバンクの今宮健太内野手(30)が8日、今オフの自主トレを単独で行うことを明かした。125試合に出場した今季はレギュラー獲得後、ワーストの打率2割1分4厘に低迷。藤本博史監督(58)も来季の遊撃のポジションについてレギュラー白紙を強調した。この日は福岡県糸島市内で選手会納会ゴルフに参加。勝負の13年目に向け、初心を取り戻し、巻き返しを誓う。

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 勝負の来季へ、今宮は原点に立ち返る選択をした。「来年が本当に勝負の年だと感じているので。自分のことだけを考えてやりたい」。単独での自主トレは1年目を終えた2010年オフ、地元の大分県別府市内で行って以来、実に11年ぶりとなる。

 11年のオフから4年間は同郷の先輩、内川(現ヤクルト)に弟子入り。15年オフからは高田や牧原大、周東らと「チーム今宮」を結成し、腕を磨き合った。「人数がいた方ができることはたくさんあったけど。来年に向けてはそこじゃないなと感じた」と単独トレへの決意をにじませた。

 決断の背景には危機感がある。今季は両ふくらはぎの状態が思わしくない中、休養を挟みながら125試合に出場。打率2割1分4厘と苦しみ、規定打席にも4年連続で届かなかった。来季から指揮を執る藤本監督は来季のレギュラーについて柳田、甲斐、栗原の名前を挙げ、遊撃については白紙と明言した。

 牧原大やドラフト4位で来季入団予定の野村勇も定位置奪取をうかがう中、球団は遊撃と二塁を守れる米大リーグ通算109発、966安打のガルビスの獲得に動いている。尻に火が付いて当然だ。「来年は激しい競争になる。これを勝ち抜けられれば一皮むけるのかなというのはある。逆に勝ち抜けられなかったときは、正直もうそこまでかなという危機感はある」

 初めてレギュラーとして126試合に出場した12年。前年オフに正遊撃手の川崎が米大リーグ挑戦のため海外FA権を行使し、「ポスト川崎」の座を巡り、明石と激しく争った。「レギュラーになった時のように初心に戻るのがテーマ」。今オフからチームを引っ張る役目の選手会長に就任し、「自分の中でプラスに捉えてやっていきたい」と前を向く。レギュラー再奪取へ、孤独トレで自らを磨き上げる。(長浜幸治)

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■選手会納会ゴルフは嘉弥真V

 ソフトバンクの選手会納会ゴルフが8日、福岡県糸島市のザ・クイーンズヒルゴルフクラブで行われた。選手、スタッフら122人が参加。ダブルペリア方式で行われ、嘉弥真がネット70.2(グロス87)で優勝した。ラウンドの模様は31日午後3時45分からTNCで放映予定。

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