エースナンバー「18」で臨んだトライアウト 西武戦力外の多和田「12球団どこでも」

西日本スポーツ 小畑 大悟

 西武から戦力外通告を受けた多和田真三郎投手(28)が8日、メットライフドームでの12球団合同トライアウトに参加し、打者3人に投げて無安打1四球だった。最速146キロ。

 慣れ親しんだマウンドに、今季の背番号118ではなく、かつて付けていた18番で上がった。打者相手の真剣勝負は昨年10月以来。寒い中、独特の低いフォームから12球を投げ込んだ。「100パーセントではないけど手応えもあった。真っすぐで押せた。投げていけばもっと低めにもいくし、球速も上がる」。先頭の元DeNAの松尾に四球を与えたが、元楽天の片山を二ゴロ、前中日の武田を左飛に打ち取った。

 2016年にドラフト1位で入団し、18年には16勝で最多勝に輝いた。エースへの道を歩むと思われたが、自律神経失調症を患い、育成選手から出直した。今季は2軍でも登板なし。それでも家族や沖縄・中部商高、富士大、西武の先輩山川も見守る中、本拠地のマウンドで勇姿を披露した。

 「もっと野球をやりたい。もっと上を目指していきたい。12球団どこでも野球ができるのであれば、一生懸命頑張るつもり」とNPB球団での現役続行を希望する。右腕の切なる願いは届くか。(小畑大悟)

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